わかりやすいチュートリアルをさっそく体験してみよう!
それでは、イカロスを実際に導入してみることにしよう。イカロスはエレコムのアプリサイト「ELECOM apps Store」からダウンロード可能だ。購入後、インストールするにあたってシリアル番号を入力する必要があるが、16桁のシリアルをソフトウェアキーボードで手打ちするのは面倒だ。そこでイカロスでは、QRコードによる入力にも対応している。
インストール時のチュートリアルはもわかりやすいので迷わず操作できるだろう。また、インストール完了後の主要機能の設定時にもそれぞれ説明が入る。選ぶことでどんな機能が働くのか、じゅうぶん把握しながら設定できるため、リテラシーの有無にかかわらず安心して導入できる。
Android OSでは、システムにかかわるような動作をするアプリの場合、管理者の権限を有効にしなければならないことがある。通常は「デバイス管理者を有効にしますか?」といった画面が現れるのだが、Windowsでいうところのセキュリティ警告画面のようなもので、これが非常にわかりにくい。
初めてスマホを手にして、アプリのインストール時にこの画面が現われても、うっかり「キャンセル」を押してしまいかねない。しかし本来は「有効」にしなければアプリが正しく機能しない。イカロスでは、こうした画面が表示される前にも、わかりやすい解説が表示される。このため、スマホに慣れていなくても正しく設定できるというわけだ。