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エレコムからスマホ/タブレット用セキュリティアプリ登場

Androidスマホ防御は「イカロス」任せで行こう!

2013年05月14日 11時00分更新

文● タトラエディット(外村克也)

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わかりやすいチュートリアルをさっそく体験してみよう!

 それでは、イカロスを実際に導入してみることにしよう。イカロスはエレコムのアプリサイト「ELECOM apps Store」からダウンロード可能だ。購入後、インストールするにあたってシリアル番号を入力する必要があるが、16桁のシリアルをソフトウェアキーボードで手打ちするのは面倒だ。そこでイカロスでは、QRコードによる入力にも対応している。

インストール時に「QRコードをスキャン」をタップするとカメラが起動する。そのまま、製品に同梱されている「シリアル番号カード」に記載されているQRコードをカメラで読み取ることで、面倒なキー入力の手間が省ける

 インストール時のチュートリアルはもわかりやすいので迷わず操作できるだろう。また、インストール完了後の主要機能の設定時にもそれぞれ説明が入る。選ぶことでどんな機能が働くのか、じゅうぶん把握しながら設定できるため、リテラシーの有無にかかわらず安心して導入できる。

いきなりUSSDプロテクトと言われても面食らうが、“何をするためにある機能なのか?”を一緒に表記してくれるので、いちいち納得しながら設定できる。安心感が段違いだ

主要機能の設定時には、それぞれの機能を図入りで解説する画面が入る。要所でOSの設定ダイアログが開くこともあるが、それも事前に説明が入るため、迷わず操作できるだろう

 Android OSでは、システムにかかわるような動作をするアプリの場合、管理者の権限を有効にしなければならないことがある。通常は「デバイス管理者を有効にしますか?」といった画面が現れるのだが、Windowsでいうところのセキュリティ警告画面のようなもので、これが非常にわかりにくい。

 初めてスマホを手にして、アプリのインストール時にこの画面が現われても、うっかり「キャンセル」を押してしまいかねない。しかし本来は「有効」にしなければアプリが正しく機能しない。イカロスでは、こうした画面が表示される前にも、わかりやすい解説が表示される。このため、スマホに慣れていなくても正しく設定できるというわけだ。

権限をアプリに譲渡する際に表示される画面。初めてスマホを手にした人にこの画面を見せても面食らうだけだろう

イカロスでは、画面内容の説明と、どのように操作すればいいかを事前に説明するので、スマホ初心者でも問題なく設定を終えられるはずだ

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