旬なゲームのフレームレートをチェック
最後は実ゲームでのフレームレートチェックだ。マザーボードで大きく性能が変わることはないが、気になるところはゲーミングマザーボード初となる「B75」チップセットを搭載する「B75A-G43 GAMING」で組んだ際の性能。MSIの独自品質基準「ミリタリークラスIIIコンポーネント」の5つ星に準拠する最上位の「Z77A-GD65 GAMING」とともに、旬なゲームのフレームレートを測定してみよう。
テスト環境 | ||
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CPU | Intel「Core i7ー3770K」(3.5GHz) | 実売価格 3万円前後 |
メモリー | DDR3-1600 8GB×2 | 実売価格 1万円前後 |
ビデオカード | GIGABYTE「GV-N660OC-2GD」 | 実売価格 2万1000円前後 |
SSD | Intel「SSD 335 240GB」 | 実売価格 1万8500円前後 |
電源ユニット | Corsair「CX600M」(600W、80PLUS BRONZE) | 実売価格 9000円前後 |
ゲームは、ベーターテストがスタートした国内MMORPG「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」の公式ベンチマーク「FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク ワールド編」、箱庭ゲームの金字塔「シムシティ」、今秋に最新作が登場する「バトルフィールド3」の3種類をチョイス。FF XIVはスコアー、その他は「Fraps」を使用してフレームレートの計測を行なっている。
チップセットの差はほとんどなし!!
コスト重視派はB75A-G43 GAMINGもあり
各ゲームの計測条件は、解像度が1920×1080ドット。描画設定はFINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク ワールド編が“最高品質”、シムシティが“高設定”、バトルフィールド3が“最高設定”で計測した。
まずは期待の「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」の公式ベンチマークで使ってスコアーを計測。「Z77」の「Z77A-GD65 GAMING」と「B75」の「B75A-G43 GAMING」で163スコアー差が付いたが、差がわかるレベルではない。続いて、シムシティとバトルフィールド3でも、誤差の範疇でしか差はなかった。
順調に開発が終了し、OEMメーカーへの出荷も開始された第4世代Coreとなる開発コードネーム「Haswell」が控えているものの、「MSI GAMING」シリーズはコストを抑えた第3世代CoreでのゲーミングPC自作には、悪くない選択肢といえるだろう。長時間ゲーミングやCPUのオーバークロック時も安心な高品質なZ77A-GD65 GAMINGや、激安ゲーミングPCを組める「B75」チップセットのB75A-G43 GAMINGで自作して、最大10連休になる今年のGWはゲーミング三昧だ。
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