日経BPコンサルティングは、全国1000ヵ所で主要キャリアのスマートフォンによる「全国LTEエリア調査」を行ない、その結果の一部を同社サイトで公開している。
このテストは、NTTドコモ「Xperia Z」、au「iPhone 5」「HTC J butterfly」、ソフトバンク「iPhone 5」「AQUOS PHONE Xx」を用いて、LTEによる接続率とダウンロード速度を測定したもの。全国1000ヵ所のスポットは“人が多く集まる場所”を基準に抽出したとする。
LTE接続率では、NTTドコモ、au(Android)、ソフトバンク(iPhone 5)、au(iPhone 5)、ソフトバンク(Android)の順。一方、データ通信速度ではau(Android)、ソフトバンク(Android)、NTTドコモ、au(iPhone 5)、ソフトバンク(iPhone 5)の順としている。
同社のリリースでは各キャリアの主力機種として、NTTドコモ「Xperia Z」、au「iPhone 5」、ソフトバンク「iPhone 5」を抽出し、接続率、ダウンロード速度ともNTTドコモがトップという見方をしている。
一方で、auとソフトバンクは、まだ比較的ユーザーが少なく、iPhoneとは使用する周波数や技術が異なるAndroidスマートフォンにおいて平均通信速度が好調な数字を示している。