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創立50周年を迎えたKORG新製品の内覧会レポート

KORGが作っているのはメディアなのかもしれない

2013年04月23日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 えっ、また新製品なの? なんで?

 そんな声も聞こえてきそうですが、創立50周年期間中につきトップギアでかっ飛ばしているKORGは、「MS-20 mini」「KingKORG」を投入したNAMMショーに続き、先日フランクフルトで行われたミュージックメッセ2013にも意欲作を投入。そのお披露目パーティーが、4月18日、渋谷シダックスビレッジ1Fの東京メインダイニングにて行われたのでした。

渋谷を歩いていると、おや、こんなところにKORGのロゴが……

 思い起こせば、バブル期にもこんな風景をよく見たものです(今世紀のITバブル含む)。ですが、これはヤクザな世界のハッタリではありません。「今日はディナーショーなので」と、ダークスーツでキメたKORG PR課の皆さんの、「このシャレどうすか?」と言わんばかりの、まさにしてやったりの表情が、このメーカーの現在のステータスを示しているようでもあります。このところ、すっかり置いてけぼりにされている感じのほかのメーカーさんも、ホント頑張ってください。

ディナーショーとはいえ、会場で鳴っているのはバリバリのエレクトロ・サウンド。ステージにはMS-20 miniの時と同様、Yasushi.Kさんが登場。KAOSS PADや初めて触ったというMOOG SUB PHATTYなどを絡めて、カッコいいデモ演奏を披露

なにしろディナーショーなので、会場にはオードブルやワインまで用意されている始末

 ところで、いささか旧聞かもしれませんが、この4月からKORG(KID=KORG Import Division)はMoogの日本国内代理店に。 Nordの代理店もKORGだし、もうシンセのことなら稲城(KORG本社のある東京都稲城市のこと)へ行けという雰囲気になっております。

MOOGのシンセサイザー群もお披露目。これらもKORG本社のショールームに展示されるのでしょうか

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