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【フォトレポ】インテル入ってる3G付き7型タブ「Fonepad」

2013年04月21日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Nexus 7の製造を担当するASUSから、新たに登場した7型Androidタブレット「Fonepad」。同じ7型IPS液晶でデザイン的にも似通っているが、CPUがIntel製「Atom Z2420 1.2GHz」であるほか、3Gの通信機能を標準搭載しており、音声通話も可能。また、リアカメラも用意されるなど(Nexus 7はインカメラのみ)、異なる部分も多い。

Nexus 7のASUSから、さらに新しい7型タブレットが

 そして魅力的なのは、SIMロックフリー端末でありながら、想定実売価格が2万9800円という価格だろう。

 記事最後のスペック比較にもあるように、サイズ的にはNexus 7とほぼ同等。ただし、背面はNexus 7が滑りにくい樹脂素材になっているのに対し、Fonepadはアルミニウム。使いやすさという点では悩ましいが、見た目的にはFonepadが美しい。

背面はアルミニウム。上部のパネルを外すと、microSIMとmicroSDスロットが現われる

リアカメラがないNexus 7と異なり、このように普通に写真が撮れる

Nexus 7と比べると全体のサイズ感は一緒だが、背面が異なる

前面はASUSロゴの有無がNexus 7との大きな違い。メインのキーはディスプレー表示タイプで、右端の見慣れないキーはミニアプリを立ち上げるためのもの

 プロセッサーには前述したようにIntel「Atom Z2420」を採用する。1コア2スレッドで1.2GHz動作ということで、Nexus 7に搭載されているクアッドコアの「Tegra 3」とは差がありそうに見えるが、アーキテクチャーの違いもあり、普通に使う分には大きな差は感じられない。ただし、Google Playで入手できるAndroid用アプリのすべてが、x86アーキテクチャーに対応しているわけではないので、若干未知数の部分はある。

Intel製CPU搭載と言っても、特に大きな違いは無く、大半のアプリは動作する

本体下部にmicroUSB端子。ボリュームキーの位置はNexus 7とは反対

 通信機能はLTEには非対応で、W-CDMA/GSAが利用可能。W-CDMAは850/900/1800/2100MHz対応とのことで、国内ではドコモとソフトバンクのSIMが利用可能だが、ドコモSIMの場合はFOMAプラスエリアでは接続できない。とはいえ、格安データ通信SIMとの組み合わせは魅力的だ。

ASUSからは7型タブレット用の汎用スリーブが4色リリースされる。実売価格は約3000円とのこと

単純にケースになるほか、右写真のように立てて使うこともできる

  Fonepad ME371MG Nexus 7(3G版)
メーカー ASUSTeK
ディスプレー 7型IPS液晶
画面解像度 1280×800ドット
サイズ 約196.6×120.1×10.4mm 約198.5×120×10.65mm
重量 340g 350g
CPU Intel Atom Z2420 NVIDIA Tegra 3
OS Android 4.1 Android 4.2
カメラ リア:300万画素/イン:120万画素 イン:120万画素
バッテリー容量 4270mAh 4325mAh

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