この連載も300回。毎回6~7枚の写真をのっけてるから、2000枚以上にはなるのか。おつかれさまです、自分。
で、いろいろと撮ってきて、猫がいると似合う場所はといわれると、やっぱ神社だなと思うわけである。特に平日の人影が少ない神社がいい。
神社の広い境内をとことこと歩いていたり、人がいないのをいいことに日向で気持ちよさそうに昼寝してたりすると最高である。神社の中は時間がゆっくりと正しいリズムで流れていて、リラックスした猫によく似合うのだ。
よって、ここ1年で見つけた神社仏閣猫の写真をば。
冒頭写真は世田谷区の国分寺崖線斜面にある古くてひっそりした神社のひとつ。裏手に古墳もあり、けっこう好きな神社なので何度も訪れてるのに、猫がいたのはこの日だけ。なんとも、猫って神出鬼没で、この日は拝殿に寝転がって気持ちよさそうに寝てました。
このくつろいでる感がたまらん。
だがしかし、たいていの猫は人の気配を感じるとさっと警戒モードに切り替わって身構えちゃうので、どうしてもそんな写真が多くなる。ちと残念。
かといって、猫が警戒心を解いてくれるまで長時間神社でぼーっと……してたいけど、なかなかそんなわけにもいかない現代人。
警戒顔になっちゃうのは残念だけどしょうがない、ってことで台地の上にある拝殿への斜路を上りながら、途中でこっちに気づいて立ち止まった瞬間の写真をどうぞ。
神社じゃなくてお寺の猫もいい。お堂に座ったままじーっとこっちを観察してるの図。狭いところからこっそり覗いてる感を出そうと思って、わざと手前に幹や葉をぼかしていれてみた。
中には賽銭箱の裏に隠れて、賽銭泥棒が来ないかじっと見張ってる賽銭箱番猫も。
いや、もちろんそういう意図でここにいるわけじゃないのだけど、目付きといい姿勢といい、どうみてもそうでしょう、これは。
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