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米フェイスブック、購入履歴に基づく新広告サービス

2013年04月15日 16時00分更新

文● 加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

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 米フェイスブックは現地時間10日、ターゲット広告の新手法「Partner Categories」のサービスを開始したと発表した。パソコンやモバイル機器で商品などを購入した履歴に応じて広告を表示するシステムとなる。

 ユーザーの購入履歴は、Acxiom社やDatalogix社、Epsilon社といったサードパーティの企業からの情報も含んだユーザーデータを使用。広告主が広告表示したい商品等を500以上のグループから設定し、加えて、Facebookの他のターゲット広告プログラムをオプションとして組み合わせることで、広告キャンペーン等に見合ったより適格なターゲットに広告を表示できるように最適化できる。

 たとえば、広告主がカーディーラーの場合、車を新たに購入する可能性が高い近隣住民に対して広告を見せることが可能。初めて車を購入するユーザー向けの車種やエコノミーな車種、小型車を今後180日以内に購入しそうなユーザーが何人いるか、といった情報を広告主が知ることもできるという。

Facebook Partner Categories

広告主が把握できる顧客ターゲット情報の表示例

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