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ウィンドウズサポート終了対策! XPは来年、Vistaが4年後

2013年04月10日 16時00分更新

文● 加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ウィンドウズ XP(XP)のサポート期間終了を1年後に控えたことを受け、日本マイクロソフトは9日、説明会を開催した。また、公式サイト上に「サポート終了の重要なお知らせ」と題したページを開設し、注意を呼びかけている。

 XPのサポート期間は2014年4月9日に終了する。サポート期間が終了しても、XPを使用できないわけではないが、しかし、サポート終了の影響は避けられない。たとえば、深刻な事態として考えられる1つはウイルス感染などのセキュリティ。サポート期間中にセキュリティ更新プログラムが配布されることによって保たれてきたセキュリティ性能が失われ、パソコンがウイルスに感染する可能性が非常に高くなるのだ。

 IDC Japanの調べによると、12年秋の時点で法人向けパソコンの全OSに占めるXPの割合は約4割。ジャストシステムのFastaskによる調べでは、13年2月時点で個人向けウィンドウズ OSに占めるXPの割合が約3割という結果となった。法人・個人ともに多くのユーザーが今回の「XPサポート終了問題」への対応を求められている。

 なお、ウィンドウズ Vista(Vista)がサポート期間の終了を迎える日もそう遠いことではなく、12年4月10にはすでにメインストリームのサポートフェーズが終了。現在は延長サポートフェーズ期間に突入しているが、これも17年4月には終了する見込み。4年後までには他のOSへ乗り換えるなどなんらかの対策を実施しなければならず、今回の「サポート終了問題」はVistaユーザーにとっても決して他人事ではない。

windowsXP

来年に終了するウィンドウズ XPサポートの内容

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