テンプレートを利用する
メモ帳や招待状といったテンプレートが用意されている。他の人に送る際に利用すると見栄えがいいのでオススメ。
メモの背景に任意の画像を表示することもできる。iPhoneで撮影した写真に手書きでコメントを入れてメールするといったことも可能。文字サイズや位置が調整されるので、完全フリーハンドのペイントアプリよりも綺麗に文字が書けるのがポイントだ。
メモ一覧を管理する
新規メモには、作成日時のタイトルが付けられる。サムネイルが表示されるとはいえ、多数のメモを管理するならタイトルやカテゴリーを指定しておきたい。メモ一覧の画面で「編集」をタップし、メモを選ぶと設定画面が表示される。ここで、タイトルやマークでの分類を行なおう。アラームを設定しておけば、指定日時に通知してもらうこともできる。
以上が、「7notes mini」の説明書となる。筆者はiPhoneでメモを取ったり下原稿を書くことが多く、フリック入力のスピードはなかなかのもの。手書きだと入力速度は落ちてしまうのだが、それを上回るメリットもある。会議や打ち合わせでiPhoneにフリック入力していると、ほかの人にはスマホで遊んでいるように見えるのだ。その点、手書きアプリなら問題なし。テーブルの上に置いて使えば、相手には話の内容をメモしていることがわかるので安心だ。また、手書きで文章を書くと、漢字のトレーニングになるという効果もある。
「7notes mini」の変換精度の高さと反応の良さは従来の手書きソフトとは比べものにならないほど快適。本来はiPadのような大画面で真価を発揮するアプリだが、iPhoneの小さめの画面でも十分に便利。最近はセールしていることも多く、チャンスがあれば購入しておきたい神アプリだ。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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