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Core i7も選択可能でキビキビ動く!

くるっと回転! 個性派Ultrabook「XPS 12」 (3/3)

2013年04月09日 15時30分更新

文● エースラッシュ

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ビジネスや家庭での利用ならば十分な性能

 XPS 12試用機の構成は、CPUにIntel Core i5-3317Uを採用し、4GBのメモリと128GBのSSDを組み合わせたものだった。現在デルのサイトで購入できるモデルはこれよりも新しいCPUを搭載しているなど強化されているから、性能評価に関しては参考程度に見てほしい。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」の「5.3」となった。「ゲーム用グラフィックス」の値は「6.3」だ。CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000としてはまずまずの結果だ。「プロセッサ」の値は「6.9」、「メモリ」の値は「5.9」となっており、こちらも標準的といったところだろう。「プライマリハードディスク」の値は「8.1」と優秀なのは、SSDを採用しているおかげだ。

Windowsエクスペリエンスインデックス

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果は良好でディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.1」も好成績だが、3D性能を計測するベンチマーク「3DMARK11」の値は芳しくない。ゲームなどをせず、ビジネスや家庭での一般的な利用ならば快適に利用できるだろうという結果になった。

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」

3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」

ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.1」

 XPS 12のバッテリー駆動時間は、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、3時間38分9秒使うことができた。

 現在デルのサイトから購入できるXPS 12では、CPUとしてIntel Core i5-3337UかIntel Core i7-3537Uが選択できる。メモリは8GBに増量も可能で、SSDは256GBになっている。今回の試用機もタッチ反応はキビキビしており、全体的に非常に使いやすいマシンとして仕上がっていたが、今購入するならばさらに快適に活用できるはずだ。

 
XPS 12 Ultrabookの主なスペック
CPU Intel Core i5-3317U(1.7GHz)
チップセット Intel QS77 Express
メモリ 4GB/8GB
グラフィックス Intel HD Graphics4000
ストレージ 128GB SSD
光学式ドライブ
通信機能 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、WiDi3.0
インターフェース USB 3.0端子×2、Mini DisplayPort×1
本体サイズ/重量 幅317×奥行き215×高さ15-21mm/1.52Kg
OS Windows 8(64bit)


デル株式会社


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