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音声読上げから画像認識まで自社制作。担当者が想いを語った

東芝が新「ブックプレイス」の開始と自社製書籍端末を発表!

2013年04月04日 14時50分更新

文● 貝塚 怜/ASCII.jp編集部

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3つの提携書店とポイント制度。自社開発の画像認識も

BookPlace MONOのビューアー画面

 BookPlace MONOは提携書店の「DIRECT SHOP」「戸田書店」「LIBRO BOOKS」およびネット直販で購入可能。計106店舗の店頭には展示台が設置され、ポイントとのセット販売、ネット直販では「おとな買い得セット」と銘打たれた、作品とのセット販売が実施される。なお、端末単体での販売は現在のところ予定されていないという。

 タブレットやスマートフォンのカメラを用いて利用する画像認識機能も年内をめどに提供される予定だ。端末を商品にかざし、読み取られた画像とデータベースを照らし合わせることで、電子書籍版や関連商品の販売サイトが表示される仕組み。書籍のみならず、文房具や雑貨に対しても利用できる予定だという。この画像技術も今回同社が自社開発したもの。

 電子書籍はクレジットカード決済のほか、専用ポイントでの購入も可能。ポイントのまとめ買いや毎月の購入額によってボーナスポイントも付与される。

 編集部の取材に対して下矢氏は、「提携書店の拡大やポイント制度の充実によって、Amazonのkindleや楽天のkoboに早い段階で追いつきたい」と語気を強めた。

 また、今回の新BookPlace開始に伴い、BookLiveと同社の協業サービスであった従来のBookPlace、すなわち「BookPlace powered by BookLive!」は「BookLive! for Toshiba」に名称変更される。BookLiveのサービスに移行され、新BookPlaceとは別に運営される形だ。同サービスのユーザーは「BookLive! for Toshiba」の会員として、引き続きこれまで購入した書籍やポイントなどを利用可能。

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