実店舗店頭やオンラインショップ上でお得なサービスを受けられる電子クーポンが徐々に普及しているが、電通ではこのたび、SNSと連動した電子クーポン「ともだちクーポン」を開発。第1弾として、フェイスブック対応サービスの提供を開始した。
同サービスの最大の特徴は、電子クーポンをSNSユーザーのソーシャルグラフ上の友達に拡散してもらえること。SNSユーザーは、友達と一緒に使えば割引率が上がるなど特典内容がより充実するメリットを得られるが、一方の店舗は、電子クーポンの利用率の向上や顧客数の増加を見込める。
SNSユーザーは、PC向けフェイスブックアプリを導入するか、iPhoneやAndroidスマホ向けのアプリをダウンロードすれば利用可能。電子クーポンを導入する企業側は、専用の運用サイトに登録することで、電子クーポンの発行や管理をサイト上で行える。
また、電子クーポンに動画やゲーム等を組み合わせることが可能。たとえば、クーポンにゲームを埋め込み、ゲームの進行状況に応じて割引額が増えるといった、エンターテインメント性を備えたプロモーションも展開できる。