スマホの設定をタグにタッチで切り替えられる
「Xperiaスマートタグ」
筆者がAmazonで購入したXperiaスマートタグ(NT1)というキットには、NFC機能付きのスマートフォンに対応したカラフルなRFIDの入ったスマートタグが4個と取扱説明書、スマートタグを壁面や持ち物などに貼り付けるための3M社製の丸い両面テープが4枚同梱されている。
赤、黒、青、白の4色スマートタグには、おのおの出荷時に場所による最適なアクションを実行するイベントが登録されている。赤は「自宅」、黒は「寝室」、青は「クルマの中」、白は「オフィス」となっており、それぞれの環境にピッタリだと思われる設定を想定して、Wi-Fi機能やBluetooth機能のオン/オフ、着信音のオン/オフやボリュームコントロール、特定アプリケーションの自動起動などが登録されている。もちろん、不要なら削除したり別のアクションを登録することも可能だ。
スマートタグで実現する機能をスマートフォン上で登録、管理するためには「スマートコネクト」と呼ばれるクライアントアプリケーションが必要だ。筆者のXperia Zには当初からプリロードされていたが、Playストアから最新版をダウンロードすることもできる。
スマートコネクトはAndroid 4.0以降を搭載しているスマートフォンで動作保証されている。
タグの設定を変更してみた
ひとまず筆者は、黒(寝室)と赤(自宅)の環境設定を登録したタグだけには手を加えずに、クルマを所持せず使う機会のない「青」(クルマの中)と「白」(オフィス)のタグの登録内容を消し去り、別の目的で使うことにした。
まず青のタグは映画やお芝居を見るとき用に「映画館に入る」というイベント名で設定変更してみた。
スマートフォンのNFC機能をオンにして、スマホ背面のNFCリーダーの位置(FeliCaアイコンのある場所)で、目的のタグをなぞると、現在設定されている「クルマの中」の設定が表示される。まず最初に「映画館に入る」という名前を新しいイベント名として変更入力、登録した。
設定の項目は、基本的に「条件」と呼ばれる1日のうちの時間帯、およびその繰り返し設定、「開始アクション」と呼ばれる最初にタグをなぞった場合の実行項目、「終了アクション」と呼ばれる再度同じタグをなぞった場合の終了の実行項目の3つだ。
「映画館に入る」の開始アクションに「サウンドモードのサイレント」(消音)とWi-Fi機能のOFFを選択。終了アクションには、再度、サウンドモードとWi-Fi設定の復帰を行なうために、サウンドのオンとWi-Fiのオンを設定した。
実際に、映画館に入る前に青いタグを筆者のXperia Zの背面でなぞると、起動音とバイブレーションの後、サウンドモードの消音とWi-Fi機能のオフが設定されたことが画面上に表示される、映画を観終わり、映画館を後にした時に再度、同じ青いタグをなぞると、サウンドモードとWi-Fi機能が復帰される仕組みだ。
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