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ソニーからBluetooth&NFC対応のシアターシステム

2013年04月09日 13時10分更新

文● ASCII.jp編集部

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 テレビの前に設置するタイプのフロントサラウンドスピーカーシステムがにわかに注目を集めている。Bluetoothに対応する機種が出てきたことでスマートフォンなどの音楽を再生できるため、システムコンポのような感覚で購入を検討している人が多いようだ。 

 そんなBluetooth接続のフロントサラウンドホームシアターシステムの新製品「HT-CT660」がソニーから発表された。6月1日発売予定で、予想実売価格は4万円前後。

スピーカー部。46V型以上の大型テレビに対応

スピーカー部。46V型以上の大型テレビに対応

 バータイプの2.1chスピーカーとサブウーファのパッケージ製品で、総合出力は270W。スピーカーは幅が1030mmと46V型以上のテレビに対応する。

リモコンが付属するが、本体にも操作用ボタンを装備する

 デジタルアンプの「S-Master」を搭載し、同社独自の「S-FORCE PRO フロントサラウンド 3D」によるバーチャルサラウンド再生が可能。さらに、ソニー・コンピュータエンターテインメントと共同開発した「GAME」モードも利用できる。

 スマホなどのBluetooth対応機器から音楽再生が可能で、音声コーデックとしてAACに対応しており、iPhoneなどの音をより高品位に再生できる。

スピーカー中央上部にNFCのマーク。ここに対応スマホをかざすことでBluetoothの設定が完了する

スピーカー中央上部にNFCのマーク。ここに対応スマホをかざすことでBluetoothの設定が完了する

 スピーカーとサブウーファの間もワイヤレスとなっており、電源以外の配線をしなくてもいいようになっている。NFCにも対応しており、対応スマホをタッチするだけでBluetooth接続が可能だ。

新機種(左)と従来機種(右)のサブウーファおよびユニット(上)の比較

新機種(左)と従来機種(右)のサブウーファおよびユニット(上)の比較。全体的に大きくなっている

 すでに発売中の下位モデル「HT-CT260」からスピーカーユニットを高品位なものに変更したほか、左右の端に高域用のツィーターを新たに追加。中域の音と高域の音を別々のユニットで再生することで、音がより明瞭に聞こえるようになっている。

 さらに、サブウーファのユニットも直径13cmのものから16cmのものに大型化し、低音の再現性も高めている。

スピーカー部背面にHDMI入力を装備。4K信号パススルー対応の出力も搭載する

 そのほか、HDMI入出力も装備しており、4K信号のパススルーにも対応している。

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