「福岡 Yahoo! JAPANドーム」が、2013年2月1日に「福岡 ヤフオク!ドーム」に名称変更したのに引き続き、今度は本体である「Yahoo!オークション」の正式名称が「ヤフオク!」に変わった。
現在ヤフーは全社的な取り組みとして“「リユース」の拡大”を掲げている。ネットとリアルの両面から“リユースムーブメント”を起こし、リユースの良さを伝えたいとのことだが、「福岡 ヤフオク!ドーム」もその一環。ここをリユース拠点の象徴として位置づけ、さまざまなサービスを展開してゆくとしていた。
3月6日には「Yahoo!ショッピング」内において、出店者の中古商品販売が可能なった。さらに3月22日には、新しい宅配買取サービス「Yahoo!買取」を公開。「“捨てる”から“リユース”へ」をテーマに、ブランド品、スマートフォン、タブレット、デジタルカメラ、ゲーム、本、CD、DVDなどの不要な商品を、宅急便で送るだけでヤフーが買い取るという同サービスは手軽さがウリで、「Yahoo!買取」で買取られた商品はオークションや「Yahoo!ショッピング」に出品されるという。
そして27日、ネットでのリユースムーブメントの起点となる「Yahoo!オークション」の名称も、長年利用者から親しみを込めて呼ばれてきた愛称である「ヤフオク!」に変更された。ヤフーは「不要となった物と、それを欲しいと思う人をマッチングさせる場として、より身近な存在になるため」としているが、ここからさらにリユースに関する施策を打ち出していくものと思われる。ヤフー自身「ヤフーがやれることは全部やりたい」と言っている通り、今後も引き続き注目していきたいところだ。