このページの本文へ

「クラウドで日本企業の価値を高める」オラクル、プレジデント発言

2013年03月26日 16時00分更新

文● 加藤宏之(HEW)/アスキークラウド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 「最新のデータセンターにより、日本企業からソフトウェア管理の負荷を解き放ち、より多くのリソースをお客様と向き合うことに投入できるようにする」

 このように意気込むのはオラクルのプレジデントを務めるマーク・ハード(Mark Hurd)氏。このたび、同社は国内に専用データセンターを新設したと発表し、その際に発せられたコメントだ。

 新データセンターを拠点に、同社ではクラウド統合サービスソリューション「Oracle RightNow Cloud Service」を強化していく。「Oracle RightNow Cloud Service」は、WebサイトやSNS、コンタクトセンター(受付窓口)をクラウド経由で一体化したクロスチャネル型の統合サービスソリューション。企業の販売拡大やマーケティング活動の向上をはじめ、顧客との信頼関係の構築や関係強化、コストの削減と効率化などを支援する。

 同社では今回、新設したデータセンターを国内の基幹的な基盤としてサービスを確立し、「Oracle RightNow Cloud Service」をよりいっそう安全に運用管理されたサービスとして提供。企業がより積極的で個別化されたカスタマー・エクスペリエンスを提供していくための支援を強化する。

 カスタマー・エクスペリエンスとは、顧客が商品やサービスを購入したり、問い合わせたりした経験を顧客にとっての価値とすること。カスタマー・エクスペリエンスを向上することは、企業価値を高めることにもつながるという解釈につながる。

orcle01

日本オラクル公式サイト

■関連サイト

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中