縦横の組み合わせで、作業性をさらに向上させる
次は縦横の組み合わせだ。今回は2台のU2913WMを8軸式ロングくねくねデュアルモニターアームに設置しているが、1台ずつ個別のディスプレーアームを用意して利用すると、さらに自由度が得られるようになる。メインディスプレーのナナメ上に2台目を配置といったことも可能になるはずなので、今回の例を参考に考えてみてほしい。
まずは1台を横位置にし、2台めを縦位置にする配置。筆者としてはこれがほどよくしっくりときた。横にした状態をメインとして、縦に配置したU2913WMをサブディスプレーとすると、長い資料も1画面内に表示可能なのがプッシュポイントだ。またU2913WMが3台あれば、「上下2台」の状態に、縦位置のU2913WMを加えるのも作業性向上によさそうだ。
次に、縦位置でU2913WMを横に2台並べた状態。データ量が多い資料を見るだけでなく、複数の資料チェックがあるという人に向いているだろう。作業ゾーンはデスクトップの右下か左下あたりになるはずだが、そこ以外をすべて資料置き場にできる。縦位置なので、上から順というようにウィンドウごとに優先度を明確につけられるというのもいい。幅2160×縦2560ドットという高い解像度の割に設置面積を意外と節約できる点もチェックポイントだ。