U2913WMならでは、「横1080×縦5120ドット」に挑んでみた!
ここからは、“アグレッシブ”な使い方をチェックしていこう。そう、アスペクト比21:9のU2913WMならでは、縦位置で縦に2台設置したらどうなるのかという検証だ(縦型3面ロングポールモニターアームを利用)。横に2台並べたときの横幅は1399.6mm。これを縦にすると……約140cmといったところになる。つまり、小柄な萌えキャラの立ち絵を配置するのにすごくイイ。
今回は壁紙を変更してのチェックのみに留めているが、初音ミクなど仮想キャラクターを利用できる「音声インタラクション構築ツールキット:MMD Agent」(名古屋工業大学 国際音声技術研究所がBSDライセンスで配布)を活用すれば対話型ディスプレーが構築できるはずだ。室内での実用性のみならず、イベント用のデジタルサイネージにも適しているだろう。
さらにビジネスの点でいえば、ウェブサービス系企業にも利用を検討してみてほしいところ。“縦位置で2台”は、そのインパクトに加えて、長めのページでも縮小しすぎることなく全体を把握できる点がすばらしい。これなら、スタッフによるミーティング、取引先へのプレゼンなどに役立つのではないだろうか。膨大な数のTwitterのツイートも“見える化”しやすく、「横1080×縦5120ドット」は条件を限定するものの意外に“アリ”というのが結論だ。