ワイズテクノロジーは3月25日、シンクライアントの新シリーズ「Wyse D class」を発表した。
このWyse D classシリーズは、デュアルコアを搭載して性能向上を図ると共に、高解像度表示に対応。稼働中の消費電力を9.2ワットに抑え、エネルギー効率の向上を実現している。具体的には、ハードウェアアクセラレーターを搭載したデュアルコアプロセッサとデュアルHDモニターなどの機能により、2D、3D、HDのビデオアプリケーションに対応。標準ベンチマークテスト「Passmark Performance Test 7.0」によると、グラフィック性能が他社のミッドレンジクラスのシンクライアント製品と比較して2Dで最大43%高く、3Dで最大76%高いことが明らかになっているという。
また、Citrix Receiver、Microsoft RDP、VMWare View Client、Internet Explorer等の必要なローカル機能は既に搭載済みで、Wyse Device Managerの利用により、パッチ処理やアドオン/ファームウェアアップデート管理が簡素化されているとする。
価格はオープン。
