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垣間見えるゲーミングPC市場への情熱! 4つのベンチマークで性能を試す

オーバークロック標準搭載! レノボ「ERAZER X700」

2013年03月28日 12時00分更新

文● 貝塚 怜/ASCII.jp編集部

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4つのベンチマークでハードウェア性能を試す

 ゲーミングPCと考えると必ずしも上位ではないが、Core i7-3820NVIDIA GeForce GTX6608GBのメモリによる動作は軽快そのもの。CPU内蔵グラフィックスの機種で特に不満なく過ごしている筆者は、「GPUが入っているとウィンドウの挙動一つとってもこんなに違うのか!」と軽い感動を覚えたほど。フレームレートの高い映像も余裕で再現できるだろう。

 本機はゲーミングPCということで、ゲーム用ベンチマークで性能を測ってみることにした。使用したのは、「モンスターハンター フロンティア オンライン」「ファンタシースターオンライン2」「バイオハザード6」の公式ベンチに「3DMark Basic Edition(ver.4.15.0.0)」を加えた4つのソフト。画面解像度は1920×1080ドットのフルHDで測定した。

 まずはモンスターハンター フロンティア オンラインの結果から見てみよう。

かなりのハイスコア! 当然ながら、ハードの問題でプレーに支障が出る心配は無さそうだ

 スコアは22198という結果。CAPCOMは推奨数値などを特に設けていないが、一般的には1500〜2000程度あれば快適にプレーできるという。余裕も余裕のハイスコアということだ。

 続いてファンタシースターオンライン 2はというと……

「星3つ」の基準を大きく超える力量を見せつけた

 33910! SEGAは5001以上を星3つの最高ランクに位置づけているので、こちらも大きく余裕のある数値ということになる。

 さて、バイオハザード6のベンチはどうだろうか。推奨認定を受けているということで期待が高まるところ。

ランクS! 期待通りの結果が得られた

 ランクSの7426という結果だ! さすが推奨認定モデルだけのことはある。「とても快適な動作が見込めます」との評。

 タイプの違う3つの映像、「ICE STORM」、「CLOUD GATE」、「 FIRE STRIKE」がそれぞれ流れる3D描画性能を測るベンチマーク3DMark Basic Editionの結果は以下の通り。

測定に際して、流れる映像の一部始終を眺めていたが、一度も乱れたり止まったりしなかった

 これらのベンチマークは、実際に目で見ていても滑らかなこと極まりなく、実に快適にプレーできそうな印象を受けた。数値から見てもそれは確実なようだ。

 しかしERAZER X700の実力はまだまだこの程度ではない。ゲーマー垂涎の、目玉とも言えそうな機能が本機には搭載されている。

 電源ボタン丈夫に設けられた「overclock」ボタン。本機は専用ユーティリティとこのボタンによって、手軽にオーバークロックの設定ができるのだ! BIOSを呼び出すなどの面倒な設定なしでオーバークロックが利用できるのは嬉しいポイントだ。

唯一赤色LEDが採用されている「overclock」ボタン。某アニメ作品に登場する巨大虫キャラの覚醒モードを彷彿させる

 まずは専用ユーティリティ「Erazer Control Center」からCPUの動作倍率を選択し、右下の「応用」をクリック。するとシステムが再起動され、設定済みの動作倍率が有効になる。毎回再起動は必要だが、一度倍率を設定しておけばoverclockボタンのON/OFFのみで通常モードとの切り替えができる。

 ちなみに、ベースクロックは100MHzで、デフォルトでは倍率×36.0の3600MHzに設定されている。倍率は×12.0〜×43.0の範囲で設定可能だ。なお、Erazer Control Centerはoverclockボタンから立ち上げた場合のみオーバークロックに関する設定が可能となっており、Windowsから直接起動するとCPU倍率のプルダウンが固定されて動かせない。

手軽にオーバークロックの設定ができるというのは、ゲーマーにとって嬉しいポイントだろう

 今回はこのユーティリティ上で設定できる最大範囲の×43.0、コアスピードにして4300MHzで4つのベンチを取り直してみた。×41.0までは安定したシステム動作が保証されているとするが、×42.0、×43.0に設定をすると「システムが不安定になる可能性がある」という旨のメッセージが出る。

 モンスターハンター フロンティア オンラインのベンチスコアは22254と、数値にして56の向上が見られた。通常倍率でもかなりのスコアを叩き出していたので、大幅な上がり方が見られないのは致し方ない点かもしれない。

決して大きな数字ではないが、確かに向上している

 ファンタシースターオンライン 2のベンチは34579へと669の向上が見られた。劇的な変化とは言えないまでも、十分な意味のある数値だ。

669の向上。オーバークロックの結果がはっきり数値として表れた形だ

 バイオハザード6では7468へと42のスコアアップ。3つのベンチで数値が上がったとなると、オーバークロックの効果は確実と言えそうだ。

42のスコアアップが見られたバイオハザード6のベンチマーク

 数値として最も大きな変動が見受けられたのが3DMark Basic Editionの結果。ICE STROMで142049、CLOUD GATEで18816、FIRE STTRIKEは3616と、それぞれ17963、1359、19のスコアアップが見られた。やはり数値の上がり方にはソフトとの相性も関係してくるようだ。

今回、最も大きな変動が見られた3DMark。目に見えて影響が出てきそうな結果に

 4テストとも、目に見えて能力の向上が表れる結果となった。いずれも著しく大きい変動とは言えないかもしれないが、ここぞというときに補助的に用いる分には十分な働きをしてくれるはず。なにより、特筆すべきはデフォルト状態での数値の高さだろう。

 レノボのゲーミングPC市場への参入。今回のベンチマークでそれが文字通りの「本格」参入であったことが証明されたと言えそうだ。レノボファンでゲームPCの購入を検討している方にはもちろん、買い替えにもおすすめできる。本機は公式通販の「レノボ・ショッピング」およびレノボ製品取扱量販店で購入可能。見た目も中身も本格的、overclockボタン搭載の「ERAZER X700」でゲームを心ゆくまで楽しもう。

ERAZER X700の主なスペック
製品名 ERAZER X700
価格 直販価格 15万円150円
CPU Core i7-3820 (3.6GHz)
メモリー 8GB(最大16GB)
ストレージ 1TB HDD (7200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX660 (1.5GB)
ディスプレー -
インターフェース USB 3.0×3、USB 2.0×7、DVI×2、DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernetほか
カードスロット 29 in 1メディア・カード・リーダー
OS Windows 8(64ビット)

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