マウスコンピューターのお手頃価格なノートPC

とにかく赤が美しい11.6型! マウス「LuvBook S」

文●柴田尚

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取り出してさっと使えるSSDはモバイルに最適

押しやすいキーボードとグレア加工の色鮮やかな液晶

 LuvBook Sを起動して最初に体感できるのは、やはり起動の速さ。SSDなので静かで高速な動作が得られている。貸し出していただいた素の状態で電源オフからメトロが表示されてマウスカーソルが作業中の状態を終えるのに、15秒しかかかっていない。

 使っていくうちにさまざまなアプリケーションをインストールしていったとしても、それほど大きな時間の増加はないだろう。やはり、持ち歩いて使いたいときにさっと起動してくれるというのは、モバイルでは重要な要素だ。しかも、もうASCII.jpの読者なら常識的なことかもしれないが、HDDより衝撃に強いので、持ち歩く際の不安も軽減されるのはうれしい。

 実際、Windows エクスペリエンスインデックスでは、ストレージは8.1というさすがの高いスコアを叩きだした。そのほか、CPUでも7.7を出すなど、一般的なモバイルノートの使い方であればまず問題はない数値が並んでいる。

SSDによる「プライマリ ハードディスク」の高さに注目。さらにCPUも7.7とかなり高い数値を出している

 このスペックの高さから、モバイルノートながら3Dオンラインゲームの「LOST SAGA」の推奨パソコンに認定されているのも特徴だ。LOST SAGAは、コミカルでかわいいキャラクターがコミカルに暴れ回るオンラインゲームだ。カスタマイズでWiMAXを搭載すれば、このゲームをどんな場所でも楽しめるというわけだ。

(公式Webサイトより)

 液晶は1366×768ドットと、これまた11.6型のディスプレイとしては標準的な解像度だ。パネル表面はグレアとなっており、表示される色合いはかなり美しいく、写真の鑑賞といった使い方でも十分満足できるようになっている。

 キーピッチは約17.5mm。キーストロークは約2mmとノートにしては深めで押したときに軽いクリック感があり、作りがしっかりしているからなのかたわみもなく、軽快な押し心地としっかりとしたタイピングが味わえる。

インターフェースも十分に用意

 LuvBook Sの左側面にはUSB2.0ポートが2基、USB3.0ポートが1基、さらにSDメモリカード、メモリスティック、マルチメディアカードに対応したマルチカードリーダーがある。右側面は、1000BASE-Tの有線LAN端子、プロジェクター接続に使われることも多いD-Sub端子、HDMI端子、そしてマイクとイヤホン端子が用意されている。11型でありながらインターフェースは充実している。Bluetoothも標準搭載なので、家などではBluetoothキーボードと大画面ディスプレイに接続して、メインPCとしての活用も可能だ。

閉じた状態での背面

前面には各種インジケーターランプを備える

USB端子やカードリーダーのある左側面

映像や音声の出力端子などを備えた右側面

 ほかにも100万画素のWebカメラをディスプレイ上部に搭載しているので、ビデオチャットも楽しむことができる。

 ACアダプタは縦が約104mm、横が約43mm、高さが約28mmと非常にコンパクト。本体と一緒に持ち歩くのもまったく苦にならないサイズだ。

ACアダプタが小型になっているのもうれしいところ



マウスコンピューター/G-Tune


マウスコンピューター/G-Tune


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