いよいよグーグルが、かねてより噂のあったクラウドノートサービス「Google Keep」の提供を開始した。
「Google Keep」は、文章や写真、音声などをいつでもメモとして保存できるサービス。保存した情報は、Webサイトにアクセスしてどこからでも閲覧可能。さらに、Android用の無料アプリも用意されている。
グーグルは、Google Keepについて「思いついたそばからアイデアをメモし、重要事項を記録するためのチェックリストや写真なども保存できる」としている。メモはGoogle Driveに安全に保存され、すべてのデバイスと同期していつでも参照できる。
また、音声検索のように、文字入力より音声入力のほうが便利というユーザーにも対応。音声メモ機能がついているので、ちょっとしたメモを録音して保存することができる。さらに、その音声メモは自動でテキストに変換され、録音したクリップ自体とテキストの両方を保存することができるのも嬉しい。もちろん、メモを検索する機能もあるので、欲しいときにすぐに呼び出せる。
現在Google Keepでできることはメモ保存に特化しており、Evernoteに似ていると感じるユーザーも多いかもしれない。早速米メディアではGoogle KeepのことをEvernoteキラーと呼ぶなど、今後はGoogle KeepとEvernoteの比較も多くされることだろう。Google Keepの独自性を出すためには、Google+との連携によるソーシャル化など、他のGoogleアプリ、サービスとの統合がポイントになることは間違いなさそうだ。