NUC搭載時の動作温度も
チェックしてみた
手のひらサイズを実現するNUCや省スペースPCケースで組んだ際に注意が必要なのが、搭載パーツの冷却問題だ。最後にOS起動してから10分後とベンチマーク実行中の温度を計測してみた。
ベンチマーク実行中の高負荷時は各モデルかなり高温になっている。NUCベアボーンは、PCケース内のエアフローがほとんどないため、やむを得ないがインテル「SSDMCEAC120B301」は、室温や設置場所などによってはスペックの最大動作温度となる70℃を超えるだろう。
リード/ライト性能と同じく、Crucial「CT128M4SSD3」とPLEXTOR「PX-128M5M」が、ほかのモデルより良い結果になっている。搭載する構成などで温度は違うが、mSATA SSDはエアフローに注意が必要といえる。
爆速mSATA SSDでNUCを組もう
mSATA SSD最速のPLEXTOR「M5M」か、コストパフォーマンスに文句なしのCrucial「m4」か、好みのわかれるところだが、6Gbpsの性能を発揮できるNUCベアボーンやUltrabookに搭載すれば、SSDの高速性を味わえることは間違いなしだ。6Gbps非対応のmSATAスロットの場合でも、対応マザーボードの登場を見越して最速のmSATA SSDをチョイスしておこう。
次回はmSATAをSATAに変換する基板やUSBで接続するアダプターなどを紹介。換装して余ったmSATA SSDなどを有効に活用しよう。
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