Kiss X6iの使い勝手を向上したEOS Kiss X7i
昨年リリースされたEOS Kiss X6iの順当進化モデルがEOS Kiss X7i(ボディーのみの予想実売価格9万円前後)。本体サイズや重量はほぼ変わらず(重量が5gほど増えている程度)、撮像素子(1800万画素のハイブリッド CMOS AFセンサー)や画像処理エンジン(DIGIC 5)といった基本パーツも踏襲する。
EOS Kiss X6i同様に全9点の測距点がクロスタイプで、ISO 100~12800(拡張で25600)まで可能な感度設定や秒間5コマの連写といった基本性能も同じだ。
X6iからの進化点は、X7と同じく「スペシャルシーン」モードを搭載(ただし、キッズ、料理、キャンドルライトは利用できない)し、撮影前にライブビューでクリエイティブフィルターの適用効果を確認できるようになっている。
ステッピングモーター採用の標準ズームレンズ登場!
両機種とも同時発売の新レンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」(単体の予想実売価格は3万6000円前後)をセットにしたレンズキット(X7が同9万円前後、X7iが同10万円前後)を用意。
末尾がSTMの型番のレンズはステッピングモーターを採用しており、AF駆動が静かで高速なのが特徴。特に動画撮影の際に重宝する。
このほかに、X7は上記の18-55mmレンズに加えて「EF-S55-250mm F4-5.6 IS II」が付属するダブルズームキット(予想実売価格12万円前後)を用意。一方のX7iは、18-55mmの代わりに「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」が付属するレンズキット(同13万円前後)を発売する。