このページの本文へ

「おウチでカラオケ」浸透中― JOYSOUND.TVが日立「Wooo」に対応

2013年03月15日 07時00分更新

文● 大木信景〈HEW〉/アスキークラウド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 テレビをインターネットにつなぐのが当たり前になってきた昨今、テレビ自体がもつコンテンツも広がりを見せてきている。自宅のテレビで業務用と遜色ないカラオケが楽しめるというのもそのひとつ。そんなサービスである「JOYSOUND.TV」がこのほど、日立の薄型テレビ「Wooo」でのサービスを開始した。

 業務用通信カラオケシリーズとして知られるJOYSOUND(ジョイサウンド)。「JOYSOUND.TV」は、インターネット接続が可能なテレビでカラオケが楽しめるサービスだ。2013年3月現在、曲数は5万曲以上にのぼり、毎月400曲以上の新曲が追加される。

 同サービスは2012年6月にソニーの「BRAVIA」ほかSony Entertainment Network対応製品向けサービスとしてスタート。同12月にはシャープの液晶テレビ「AQUOS」でもサービスが開始された。今回の「Wooo」で3メーカー目ということになる。なお、「Wooonet」対応機種であることが必要だ。

 もともと業務用カラオケも、ブロードバンドによる通信方式。そのためネット等での配信とは親和性が高く、業界最大手の第一興商はDAMでネットストリーミングカラオケを展開。セガも「セガカラ for PC」を提供するなど、PC向けの家庭用カラオケサービスはこれまでもあった。また、ひかりTVのカラオケサービスのようにプロバイダーが提供するケースや、web接続できるゲーム機を介してのサービスもある。

 こうしたなか、最近はテレビ単体でもネット接続できるものが主流になり、さまざまなwebサービスや独自のコンテンツが楽しめるようになった。「JOYSOUND.TV」は、まさにここに目をつけたサービスのひとつだ。プロバイダーやゲーム機ではなく、テレビ自体に付くことで「お茶の間カラオケ」も着実に浸透しつつあるようだ。

wooonet

利用できるネットサービスが並ぶWooonetのサイト

■関連サイト

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中