米Googleは3月13日、『第2回春の大掃除』と題して「Google リーダー(英語名称:Google Reader)」を7月1日に終了すると発表した。
Googleによれば「人々が好きなサイトの情報を発見・確保しやすくするため、我々は2005年にGoogle Readerを立ち上げた。このサービスは未だ熱い支持を受けているが、年々利用者が減ってきている。そこで2013年7月1日をもって、我々はGoogle Readerを引退させることにした」とのこと。
過去には、2010年6月30日に「はてなRSS」、2011年5月31日には「goo RSSリーダー」がサービスを終了している。現在RSSリーダーサービスを提供しているのは、「livedoor Reader」のほか、少し毛色が異なるが「MY YAHOO! JAPAN」内のサービスで利用可能。
だが、7月まではまだ時間がある。そこでGoogleは、Google リーダーのデータエクスポート手順を案内している。詳しい方法は下記リンクを参照してほしい。
この決定に対し、Mac OSやiOSで人気の高いRSSリーダーアプリ「Reeder」の公式Twitterアカウントは本日9時22分に「Don't worry, Reeder won't die with Google Reader」と発言。
本アプリは、多くのRSSリーダーアプリと同様、Google リーダーを経由してRSSフィードを読み込む仕様だ。今後はスタンドアロンでRSSフィードを取得するのか、もしくは別の外部サービスを利用するのか、どちらにせよ何か対策を講じるという意思表示かもしれない。
