電アス・ゲーム部 第62回
バイオハザード6を体験するなら、推奨マシンのERAZER X700がオススメ
レノボ初投入のゲーミングPCは見た目も中身もスゴかった
2013年03月22日 11時00分更新
「バイオハザード6」と一緒に日本発上陸
レノボのERAZER X700はここがスゴイ!
末岡 (ゲームのプレイ音)ズキュン、ドドドド……
飯塚 この企画は電撃オンライン編集部のメガネこと飯塚と……
末岡 ASCII.jp編集部ゾンビ担当のダイスケ──
飯塚 オブ・ザ・デーーーーーッドがお届け!!
末岡 やめて恥ずかしくなるから! というわけで、ここでは3月に発売されたばかりのPC版「バイオハザード6」をレノボ・ジャパンの最新ゲーミングPC「ERAZER X700」でプレイしながら、思いっきり楽しんでしまおうという企画です。
飯塚 (ERAZER X700を指差して)えらくインパクトのある筐体ですな。
末岡 何でも中世騎士の鉄仮面をイメージしているとか。
飯塚 青いLEDとかがギンギンに光ってるんで、ちょっと未来的な雰囲気もあるよね。いずれにしても最初のつかみから、ちょっと圧倒された。フロントパネルもテカテカ光っている。
末岡 光ってますね~。
(パネルに反射したお互いの顔を寄せたり引いたりしながらニヤニヤする二人)
末岡 確かに強い印象を与える外観だよね。レノボはこのERAZER X700で、日本のゲーミングPC市場に初参入とのこと。とはいえこのシリーズの歴史は古くて、元々は買収したメディオンっていうドイツのPCメーカーの製品の流れを汲んでいるんだそうです。ヨーロッパでは割とポピュラーな存在なんだとか。
飯塚 ほほぅ、確かに。色々と作りこまれている感じはありますね! 水冷マシンで静かだし、ツールレス筐体だから簡単に内部にアクセスが可能。ドライブもかなりたくさん詰めそう。
ドライブ交換が容易なツールレス構造
ホットスワップにも対応
ERAZER X700は最大4基のHDDを収納できるシャドウベイに加えて、ホットスワップ対応のフロントベイも2基持つ(いずれもスロットインタイプ)。フロント部分は電源を落とさずにHDDやSSDを抜き差しできるので、大容量のデータを交換する用途に役立つ。
末岡 ちなみにドライブもツールレスで取り外せるよ。さらにフロントベイはホットスワップ対応で、電源を落とさずに出し入れできる。例えばデジカメの写真とか、動画のデータとかをHDDやSSDに保存しておいて、必要なときはそのまま引き抜いて持っていくみたいな使い方ができる。
飯塚 電源入れたまま出し入れができるんだ!! 個人的に気になったのはこのボタンなんだけど。
本体上部の専用ボタンからオーバークロック
OneKey Overclocking
電源ボタンのすぐ上に“overclock”と書かれたボタンを発見。押すと専用ユーティリティーの「ERAZER Control Center」が起動し、CPUの動作状況や温度が一目で把握できた。CPUの動作倍率を変更し、全コア最大4.3GHzで動作させられる。
末岡 「overclock」ボタンだね。ここを押すと専用のユーティリティー「ERAZER Control Center」が立ち上がって、オーバークロックの設定が可能になる。この画面でCPUの動作倍率とかを変えて再起動するとそれがそのまま反映される感じ。
飯塚 BIOSとかに降りる必要がないっていうのはいいかも。
末岡 しかもこのユーティリティーで設定できる範囲であれば、安定した動作を保証するっていう話。ERAZER X700のCPUはインテルのCore i7-3820 (3.6GHz)なんだけど、ERAZER Control Center上では4コアすべてを4.3GHzまでオーバークロックできる設定になっている。
飯塚 つまり同じ値段でワンランク、ツーランク上のCPUが手に入るっていうことだね。
安定感抜群の水冷機構で静かに冷える
CPU性能も存分に引き出す!
ターボ・ブーストやオーバークロックなどでCPU性能を存分に引き出すためには、余裕のある冷却性能が必須。ERAZER X700には“レノボリキッドクーリングシステム”と命名された独自の冷却機構が用意されている。
末岡 そのとおり。こういったことができるのは水冷機構で効率的な冷却ができる点も関係していると思う。エアフローも考えられていて側面なんかに通気口がたくさん開いているほか、ケーブルが空気の循環を邪魔しないように、ケーブルダクトなんかも用意されている。中身もスッキリするし、拡張性についても十分です。
ブルーLEDが高性能を演出!
ケーブルダクトで内部もスッキリ
拡張性に優れたデスクトップパソコンだが、内部はケーブルなどで意外と煩雑になりがち。ドライブを固定するシャーシの部分にはケーブルを通すためのダクトが用意されており、内部のエアフローを阻害せず、ケーブルのシンプルな取り回しが可能だ。
飯塚 触ってみて、いいなと思ったのが本体上部にUSB 2.0/3.0や電源ボタンが集約されている点かな。大き目の筐体なんで、実際に使う際には床置きが基本になると思うんだけどこの位置であればUSBメモリーを差したり、iPhoneの充電をしたりっていうのがやりやすい。29 in 1のカードスロットは最近では珍しくコンパクトフラッシュにも対応しているし、ここも手の届きやすい位置にある。
末岡 上にスマホなんかもモノも置ける(笑) ゲーミングPCっていうととかく性能の部分だけに目が行きがちだけど、ERAZER X700は豊富なストレージが手軽に積めてかつ、使い勝手も考慮されているのでポイントが高いよね。
この連載の記事
-
第63回
PC
炎の十番勝負! オンラインゲームガチンコPR対決!最終回 -
第60回
デジタル
暴力的なスリル感がクセになる『Hotline Miami』 -
第60回
デジタル
相変わらず時間ドロボウな『シャイニング・アーク』のプレイレポートをお届け -
第59回
デジタル
誰でも平成の孔明になれる三国志ゲーム -
第58回
デジタル
ド直球ファンタジー作品『大連撃!!クリスタルクルセイド』を紹介 -
第57回
デジタル
天空の前にまず海底!『バイオショック』を堪能してみてくれないか? -
第56回
デジタル
超骨太なロボットACT『機装猟兵ガンハウンドEX』 -
第55回
デジタル
“デスゲームもの”の名作『シークレットゲーム』のおもしろさ -
第54回
デジタル
鎌池先生&岩野Pにいろんなこと聞いちゃいました 最終回 -
第53回
デジタル
鎌池先生&岩野Pにいろんなこと聞いちゃいました 第3回 - この連載の一覧へ