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1台のPCを社内と社外のネットに安全に接続! 野村総研のセキュリティソリューション

2013年03月22日 16時00分更新

アスキークラウド編集部/加藤宏之〈HEW〉・花茂未来

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 PCの情報漏洩や不正遠隔操作といった被害は、インターネット経由による社内のPCへの不正アクセスやウイルス感染などが主な原因の1つとなっている。そこで、厳重なセキュリティを確保するためにも、社内ネットワーク(イントラネット)接続用と社外ネットワーク(インターネット)接続用でPCを使い分ける対策をとるケースが多い。

 しかし、1台のPCでイントラネットとインターネットの双方のネットワークにアクセスできない環境では、1台のPCで業務を完結させることができず、業務効率を阻害する大きな課題となっている。1台のPCを社内外のネットワークに本当に安全な状態で接続できるようにするためには、システムを最適に整備するなど、その負担は決して軽くはないからだ。

 こうした課題の解決策として注目されるのは、野村総研が提供している「IT plug'n Go!(アイティ・プラグンゴー)」サービス。クラウドを活用し、仮想的なデスクトップ環境を介することで、1台のPC内に社内接続用と社外アクセス用のそれぞれ独立した領域を設ける。

 同サービスは、1月から鹿児島銀行で運用を開始。今後も順次、展開を広げていくという。

 サービスはサーバ側でアプリケーションソフトやファイルなどを管理するシステム、シンクライアント技術を利用して提供される。同社は、「メールホスティングやインターネット接続サービスは多くありますが、仮想PC環境やメール送信時の承認機能を提供するサービスをメニュー化しているのは珍しいと思います」とコメント。

 たとえばセキュリティに厳しい銀行の場合、外部へのメール送信にあたって専用端末を使い、申請や承認を台帳管理していた。IT plug'n Go! では、この申請作業をシステムの中に組み込んでいて、利用者は自席のPC1台で手続きを行えるため、業務効率の向上を図れる。

 ちなみに、IT plug'n Go! は三菱地所との共同事業で立ち上げた経緯がある。丸の内地区にある三菱地所所有のビルであれば、企業とクラウドを結ぶネットワークは、丸の内ダイレクトアクセス社(三菱地所と丸紅の合併会社)の光ファイバーで直結するため、安全で高品質な環境を提供できるとしている。

01NRI
「IT plug'n Go!」サービスの仕組み

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