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スマホ、PCからクーポン取得。イオンでも新サービスが始まる

2013年03月12日 07時00分更新

文● 花茂未来

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 イオンは、O2Oサービス「ウルトラ集客」を導入すると3月7日に発表した。O2OとはOnline to Offline(オンライン・ツー・オフライン)の略。ネットと実店舗を連携させ、販促効果に結びつけるというビジネスモデルだ。

 ウルトラ集客は、ソフトバンクテレコムとヤフーが、2012年10月23日より始めたサービス。Yahoo! JAPANのトップページに掲載するバナー広告を入り口として、ユーザーに様々なキャンペーンや特典情報を提供するというものだ。ユーザーは、PCやスマートフォンでキャンペーンページなどからバーコードを取得し、店舗に設置してある発券機にかざせばクーポンを受け取れる。クーポン発行には、店舗に設置してある「HappyGATE(ハッピーゲート)」というバーコード読み取り・発券機を使用する。

 サービス開始は3月15日から。すでにHappyGATEを導入している総合スーパー「イオン」など約460店舗にて実施する。その後、全国の食品スーパー「マックスバリュ」など約1000店舗で順次展開していくとしている。

 今後展開予定のサービスも発表した。
 1つが「AEON Wi-Fi(仮称)」の提供。6月から全国のショッピングセンターにWi-Fiスポットを設置し、サービスをスタートする。来店したユーザーには快適な通信環境と共に、スマートフォンに向けて電子公告や電子クーポンをプッシュ配信するなど、お得情報をタイムリーに提供する。

 2つめがスマートフォン向けアプリ「イオンサービスアプリ(仮称)」の開発。来店時のポイント付与やイベント情報などの配信、さらにWAONとの連携サービスも予定している。

ultra

ウルトラ集客の仕組み。キャンペーンサイトでバーコードを入手すると、クーポンをもらえる

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