各種アイコンで迷う心配のない村人との交流はすべてがリンク!!
本作は“生活”に欠かせない村人との交流も、各種アイコンでわかりやすいのが特徴です。本作の物語は“ストーリークエスト”をクリアすることで進行するのですが、それを受けるために会話する相手は“!”マークのアイコンでひと目でわかるようになっています。
クエストには、他にも酒場で受注する“フリークエスト”と村人から直接お願いされる“コミュニティクエスト”があり、その“コミュニティクエスト”にも専用のアイコンが用意されていて、誰と会話すれば受けられる、お願いされるかがすぐわかる親切設計です。
会話することでイベントが起きる場合も、これまた専用のアイコンでバッチリ教えてくれます。唯一の不意打ち的な要素は、会話すると選択肢が出現し、制限時間内に正解を選ぶとアイテムがもらえたりする“M.O.E.S”くらい。
なお、“ストーリークエスト”と“フリークエスト”は、受けるとバトルが発生する他、受けられる時間が決まっているのが特徴。時間が合わない時は、自宅で“休む”ことで時間を進めることになりますが、進めるべき時間帯もアイコンでバッチリわかります。
当然、会話してクエストを受けたりイベントを見たりするだけが、村人との交流のすべてではありません。行商人のラナに村で入手できるアイテムを渡すと、大陸のアイテムと交換してきてくれる“交易”や、スタンプを集めることでアイテムを入手できる“スタンプカード”といった要素もあります。
どちらも貴重品をゲットするチャンス……のハズなのですが、個人的な“交易”の結果は、ケチってあまり価値のないアイテムばかりを渡しているせいか、大陸に行って戻ってきたラナに「ごめ~ん」と言われることが多いです。セリフ的にあまりいいアイテムをゲットできなかった感じ。他には、ただ会話するだけでも村人たちのフリードに対する好感度を表す“エリア好感度”がアップします。会話や“コミュニティクエスト”をクリアしていくことで“エリア好感度”が高くなれば、新たな“コミュニティクエスト”が起こることも。
ちなみにスタンプは“コミュニティクエスト”をクリアした時や、施設を利用した時などにもらえることがあります。コミュニティクエストをクリアしていけば、自然と“スタンプカード” もたまっていくというわけです。さらに“コミュニティクエスト”の中には特定のパンを焼いて渡すものも存在。つまり、本作の生活要素はそれぞれ独立しているようで、すべてがリンクしているのです。
パニスとも会話とパンで交流! 独自の“歌”もアリ!!
本作では村人だけでなく、一緒に行動するパニスとも交流できます。その手段は2つあり、1つはお約束の会話で、もう1つはパンをあげること。注目は、もちろんパン。パニスにパンをあげると、彼女のフリードへの好感度が変化する他、バトル中の行動に関係する“気分”が変化することもあります。実はパニスは、バトルでは基本的に自動で行動し、例えば“気分”が“やる気”の時は積極的にバトルに参加し、“消極”の時は敵から離れます。
また、好感度が一定以上になると“攻撃”や“援護”というように、行動の内容を指示することが可能に。これは、あくまで“お願い”なので、言うことを聞いてくれるかどうかはパニスしだい。個人的には、パンをあげて気分を変えておくことを忘れていることが多いせいか、指示を「やだ」など言われて断られる場合が多いです。いや、パンはバトル中に使うと回復以外に能力アップの効果もあるので、あげるより先にバトルで使っちゃうんですヨ! でもパンはパン屋さんで買えるものもあるので、食材がなくて焼けないときは買い足すのもアリです。
パニスは、独自の手段での交流の他、魔法の歌“フォースソング”を歌えることも特徴。“歌”は村の各エリアにある“ソングポイント”で歌ってもらうと、それにより村はずれなら貴重な農作物を収穫できるようになるなど、生活に役立つさまざまな効果が得られます。ただ、歌えるのは1日1回のみ。
“歌”の効果はエリアごとに異なっているので、“濃厚ミルク”や“極上タマゴ”が欲しい時は牧場で、レアな魚を釣りたい時は入り江でというように、計画的に歌ってもらうことが重要になります。なお、村はずれの場合は、パン焼きの“大成功”の確率が上がるという追加効果が得られることもありました。
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