富士通春のWin8最新モデルを総まとめ! 第18回
使いやすい! 10.1型WUXGAタブレット「ARROWS Tab Wi-Fi FAR70B」 (3/4)
2013年03月12日 11時00分更新
充実のスペックとヒューマンセントリックエンジン
ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bは、CPU(SoC)としてNVIDIA Tegra 3(クアッドコア1.7GHz)を採用。またメモリーは2GB RAM、内部ストレージ 32GB ROMとなっている。
バッテリー容量は約10080mAh(37Wh)と非常に多く、カタログスペックを見るとスタンバイ:約2100時間、音楽再生:約75時間、動画再生:約14時間とあり、充電を忘れていてもだいたいバッテリーが残っているといった具合だ。
さらに、ARROWS Tabシリーズを特徴付ける防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP5X)性能をはじめ、ワンセグ機能、DLNA/DTCP-IP、ドルビー対応スピーカーなど、室内で求められるエンタメ要素もちゃんと押さえている。
ヒューマンセントリックエンジンは、富士通が長年培ってきたセンサニング技術とスーパーコンピューターを生んだハード/ソフト技術を生活サポート前提で開発したシステム。また同名のLSIを搭載しているのも特徴といえるだろう。ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bには、「サクサクタッチパネル」「タッチ操作予測アルゴリズム」「はっきりタッチ」「NX!エコ、アプリ電池診断」が操作系のエンジンとして用意されている。これらはOSのチューニングに該当し、指先の動きに応じて反応する操作感が得られる。たとえばドラッグしたときに、反応が早すぎて戸惑ったり、遅すぎて不安になったりすることがないのだ。
セキュリティ面もヒューマンセントリックエンジンとして提示され、すでに触れたスイッチ付き「スマート指紋センサー」を筆頭に、「パスワードマネージャー」「milock」(マイロック)、「プライバシーモード」が用意されている。
パスワードマネージャーは、IDやパスワードをARROWS Tab Wi-Fi FAR70B内部で暗号化して記録し、一括管理するというもの。milock(マイロック)はアプリ起動時に認証を求めるようにする機能で、第三者に貸したりするときなどに便利だ。
プライバシーモードは、ブックマークや同機能対応アプリなどの情報、ギャラリー(静止画、動画)を非表示にできるもので、解除にはスマート指紋センサーが必要だ。またユーザーごとにホーム画面を変更できる「スタイル切替」とセキュリティ機能を併用すると、人に貸す用の設定にしたり、子ども用にアプリを制限した状態にしたりできる。単独のユーザー用だけでなく、家族など複数人数でも利用しやすいのだ。



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