富士通春のWin8最新モデルを総まとめ! 第18回
使いやすい! 10.1型WUXGAタブレット「ARROWS Tab Wi-Fi FAR70B」 (2/4)
2013年03月12日 11時00分更新
ARROWS Tabシリーズならではの、仕上がりのよさに注目!
ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bは、10.1型の高精細ディスプレー(最大解像度1920×1200ドット)を搭載。屋内で使いやすいタブレットサイズで可搬性が高く、しかも幅約259×奥行き約169×高さ約9.9mm/約589gとモバイルユーザーも視野に入れたサイズと重量になっている。
外観デザインのうち、正面から見たときにまず目をひくのが、やはり10.1型の液晶ディスプレーだ。「スーパーグライドコーティング」を施した最新の高感度タッチパネルによってスクロールやメニュー操作時のタッチ精度が高まったうえに、タッチセンサーの情報を元に指の動きを予測する「タッチ操作予測アルゴリズム」(ホームアプリ「NX!ホーム」利用時)のおかげで操作しやすい。
次に気になるのが、本体正面右側にあるスイッチ付き「スマート指紋センサー」だろう。これは画面オン/オフボタンとしても機能しており、スリープ時に押すとスリープ解除の役割を果たす。また、そのままセンサーをなぞると指紋認証が行なえる。詳しくは後述するが、ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bは手軽にセキュリティを強化できることや複数人でのシェアを意識しており、指紋を10個まで登録可能なのだ。
本体左右側面には、電源ボタン、ボリュームボタン、microUSB端子などのインターフェースが配置されている。
ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bの背面は基本的にフルフラットで、キメ細かく美しいヘアライン処理が施されており非常に美しい。また、末端部はラウンドフォルムを採用しているだけでなく、正面側の末端部もゆるやかに細くなってり、10.1型タブレットの中ではかなり持ちやすい部類に入るといっていいだろう。
また、この末端部がラウンドフォルムを描く理由は、スピーカーにある。手で持った場合、このデザインのおかげで正面に大きく配置されたスピーカーに指をかけずに済むのだ。重心は、本体正面から見た場合中央部分からやや下側に位置している。これは、両手で持ったときにテコの原理で重く感じにくくするためだろう。重量は約589gしかないので気にしなくてもいいように思えるが、長時間持っても疲れにくい形状と重心設計は、よく考えられたデザインといえる。
付属品として、卓上ホルダーが用意されている。卓上ホルダーはほどよい傾斜が設けられており、充電しながらの動画視聴や、ARROWS Tab Wi-Fi FAR70Bをサブディスプレーとして運用にするにもちょうどいい。



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