HTCの最高峰、新しい「HTC One」登場!
台湾のHTCが放つニューモデル「HTC One」が、MWC 2013のHTCブースに展示されていたので触ってきた。実はこの端末、MWC 2013の直前にニューヨークとロンドンで発表になったもので(関連記事)、MWCが初出ではないのだが、世界中から数多くのメディアの前に登場したのはこれが初めてだろう。アルミ削り出しのユニボディーが魅力的だ。
スペックは4.7型のフルHD(1080×1920ドット)ディスプレーを搭載し、1.7GHz動作のクアッドコアCPU、RAMは2GB、内蔵ストレージは最大64GBと、ディスプレーが5型でない以外は最新スマホのトレンドを踏襲している。OSはAndroid 4.1でバッテリーは2300mAh。サイズは約68.2×137.4×9.3mm、重さは143g。ホーム画面はタイル式にニュースフィードが流れてくる「HTC BlinkFeed」というUIが採用され、これまでの左右スクロールではなく、上下スクロールになったのが最大の特徴だ。また、NFCとLTEにも対応する。
これまでのHTCの端末と比べてガラっとイメージが変わった印象だ。アルミのボディーはカッコイイがちょっと某端末に似ているような気も……。また、BeatsSoundを活かすためにスピーカーも大きいものが用意されているので、ミュージックプレイヤーとしても活用できそうだ。新しいホーム画面は上下スクロールに慣れていないと違和感があるが、ヌルヌルした動きはクセになりそう。ヨーロッパやアジアパシフィックで3月から発売を予定しているが、残念ながら日本は含まれていない……。
Windows Phone 8端末「Windows Phone 8S」も展示
HTCブースはほぼ「HTC One」一色だったが、すでに発売されている「Windows Phone 8S」も展示されていたので紹介しよう。サイズ的には約66.2×132.4×10.1mm、重さは130gとコンパクト。ディスプレーサイズも4.3型(720×1280ドット)なので、手にすっぽり収まるサイズだ。
CPUは1.5GHz動作のデュアルコアと現在の主流であるクアッドコアではないが、WP8のUIの操作性と相まってかなり快適に動作する。RAMは1GB、内蔵ストレージは16GB。バッテリー容量は1800mAhとスペックは決して低くない。
こちらも日本での投入は発表されていないので、WP8市場を盛り上げるためにも発売を期待したい。
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