Core i7-3630QMと670MXでフルHD解像度でもバリバリ動く!

27型タッチで楽しさ倍増!一体型ゲーミングPC「NEXTGEAR-ONE」

文●相澤正誠

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設置場所を選ばないスリムなボディ

 「NEXTGEAR-ONE io600SA2」は、これらスペックをわずか奥行き65mmのボディに収めているのも大きな魅力だ。重量は約14kgで、ノートPCと比べられるレベルではないが、大人ならちょっとの持ち運びに支障はない。普段は机の上に設置し、タッチ操作で遊ぶときはテーブルに移動といったことが手軽にできるのは、ACアダプタだけで動作できる一体型PCならでは。それだけに、タッチ操作の対戦ゲームをプレイするのに最適な、ディスプレイの水平状態にできないのはちょっと残念なところ。

奥行きはわずか65mmとボディはスリム

スペックが高いこともあり、ACアダプタはやや大きめ。出力は180W

 ステレオスピーカーは本体の前面下部に設置。バーチャルサラウンド機能やサウンドの迫力をアップさせるといった補正機能を持つ「THX TruStudio PRO」が標準で付いており、好みの音質に調整できるのが面白い。

USB 3.0やHDMI入力などインターフェイスも豊富

左側面にはUSB3.0やマルチカードリーダーのほか、入力切り替え、音量や輝度調整といったボタンも備えている

 一体型PCということで拡張性はほとんどないものの、インターフェイス類は豊富にそろっている。USB3.0を4ポートとUSB2.0を2ポート、そして映像入力としてHDMIとD-Sub15ピンをそれぞれ1基ずつ用意する。D-Sub15ピンに別のPCを接続したり、HDMI入力にゲーム機を接続して表示させたりと液晶ディスプレイとしても活用できる。表示の切り替えも左側面のボタンを押すだけと簡単だ。HDMI出力も備えている。

多くの端子類は背面に集中。USB3.0、USB2.0、HDMI入出力、有線LAN(ギガビットEthernet)、D-Sub15ピン入力などを用意

 このほか、有線LANやSDカード/メモリスティックなどに対応するマルチカードリーダー、マイク入力を用意。ヘッドフォン出力も当然あるがコネクタの位置が背面と、深夜など静かにゲームを楽しみたいとき、すぐに接続できないのは不便に感じる人もいるかもしれない。また、ディスプレイの上部には200万画素のWebカメラがあり、ワイヤレス機能としては、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth V4.0 + LEを搭載している。

ディスプレイの上部には200万画素のWebカメラを搭載

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