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油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第8回

店頭販売向けの標準仕様モデル「SVD11229CJB」を検証

「VAIO Duo 11」春モデルのゲーミング性能に迫る

2013年02月25日 11時00分更新

文● 高橋量

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VAIO Duo 11の入力デバイスはゲーム向きか?

 ベンチマークとは異なるが、VAIO Duo 11の入力デバイスでゲームを快適に遊べるかどうかを試してみた。キーボードについてはキーがやや小ぶりであるものの、プレーには問題ないレベルだ。FPSやオンラインRPGなどでもストレスなく操作できるだろう。

 しかしキーボード中央に配置されているオプティカル・トラックパッドは、ゲームの操作には不向きだ。光学センサーを何度もなぞらないとカーソルが大きく移動しないため、ちょっとしたゲームでもかなりの手間が生じてしまう。マウス代わりに利用しようとは考えないほうがよいだろう。

ポインティングデバイスとして用意されているオプティカル・トラックパッドは、ゲームプレーには不向きだ

 タッチパネルについては、ゲームによって異なるといったところだ。パズルやテーブルゲームのようにボタンのクリックやドラッグ操作が中心なら、指やデジタイザースタイラスでダイレクトに操作できるのは非常に快適。しかしアクションやFPSなど動きが早く繊細な操作が必要なゲームには残念ながら向いていない。いくつか試してみたが、視界がグルグル回り続けたり思わぬ方向へ移動し続けるなど、思うように動かすことができない作品が多かった。アクション重視のゲームをプレーする場合は、別途マウスを用意したほうがよいだろう。

仕事も遊びもVAIO Duo 11で

 VAIO Duo 11でさまざまなゲーム系ベンチマークを検証してみたが、ちょっとした息抜き程度であれば問題ないゲーミング性能だといえるだろう。大作3Dゲームのプレーは厳しいが、携帯性や消費電力の低さが魅力のVAIO Duo 11では仕方がないというもの。むしろ中規模ゲームをそこそこ遊べる点が意外だ。最近では無料のゲームも多いので、(あくまでも)空いた時間に遊ぶのもいよいだろう。ビジネスだけでなく遊びにも利用することで、VAIO Duo 11の活用の幅が広がるはずだ。


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