テスト環境
TITANの性能を検証する前に、テスト環境を説明しよう。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i7-3770K」(3.5GHz) |
マザーボード | ASUSTeK「P8Z77-V PRO」(Intel Z77 Express) |
メモリー | DDR3-1600 4GB×2 |
SSD | Intel SSD 335シリーズ「SSDSC2CT240A4K5」(240GB) |
電源ユニット | ENERMAX「EPG600AWT」(600W) |
OS | Windows8 Professional(64bit) |
比較用ビデオカードは以下のものを用意した。機材調達の関係上“リファレンス仕様のもの”が用意できなかったものもあるが、その点はご容赦いただきたい。
また、上記2枚のGTX680をSLI構成で使用した際の性能も比較した(リファレンスモデルがCPUに近い側)。クロックが違うので厳密な比較にはならないが、素のGTX680 SLIに“近いもの”として扱うことにする。
さらにGPUドライバーは“鮮度”を重視した以下の組み合せでテストした。314.07は最新WQHL、314.09はNVIDIA指定のドライバー、そして13.2 Beta6は、検証時の最新βドライバーとなる。
Catalystがβドライバーなのは、「Radeonのドライバーはβが一番安定だぜ!(意訳)」とAMDがアピールしているため。結果的にRadeonに少々有利な条件になったが、この状況でTITANが勝つか負けるかがひとつの見どころだ。それではテストを1つ1つ見ていこう。
新生「3DMark」で
超OC版Radeonを軽々と飛び越えたTITAN
最初に、リリースされたばかりの「3DMark」からチェックする。同ベンチの性質上、テストに使うのはゲーミングPC向けの「Fire Strike」のみ。今回はWQHD(2560×1440ドット)の液晶ディスプレーに接続し、マルチGPU向けとされる「Fire Strike Extreme」もテストしている。
AMDが「ドライバーの最適化でGTX680より速い」と公言するだけあって、HD7970はGTX680より良いスコアが出たが、TITANはその頭上を軽々と飛び越えた。さすがにGTX680のSLIにはおよばないが、TITANがシングルGPU最速という結論で間違いない。
こちらはさらに重いExtremeの結果。Physics Test以外ほぼ半分のスコアになったが、傾向は同じだ。TITANの性能はGTX680の約40%増し、さらにその上の約10%増しにGTX680のSLIが位置することになる。
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