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東芝dynabook Qosmio T752に見る、最新テレパソの進化ポイント

新生活なら、ハイブリッドドライブと充実・録画機能にこだわれ

2013年02月26日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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快適なPCとAVライフを1台で約束する、15.6型のスタンダードAVノートは店頭でも人気のカテゴリーだ。しかし豊富な種類があるだけに、どれを選んでいいか分からない。そんな風に悩むことはないだろうか?

音が良く長時間、番組表も使いやすいdynabookのテレビ機能

 AVパソコンをうたうだけあって、テレパソとしてみた場合のT752/V8Hには魅力が多い。

パソコンと侮ると肩透かしを食らう、dynabook Qosmio T752の内蔵スピーカー。中音域に力感があり、さすがharman/kardonブランドを冠していると唸る

 液晶はTNタイプのHD解像度だが、表示したテレビ番組の画質は一昔前のノートパソコンから考えれば、驚くほど美しく色鮮やかという印象だ。また、内蔵するharman/kardonスピーカーの音圧も余裕があり、静かな部屋なら40程度の目盛り(最大は100)でも十分なほどの迫力。再生音は存在感のある中域で、セリフなども明瞭に聞き取れる。これも数年前のテレパソの感覚からすると驚くほどの進化だ。

リモコンが付属するので、離れた場所からの操作も快適。テレビ電源ボタンを押せば、専用アプリが立ち上がり視聴ができる

 パソコンでテレビ番組を視聴したり録画する際、一番の魅力は番組表が使いやすいという点だろう。毎日放送される膨大な番組の中から、キーワードで番組を選ぶ際にキーボードを使えれば便利だし、ゆとりある処理性能によって、一般的なBDレコーダーよりも番組表のスクロールは高速だ。

REGZAシリーズと同じとても見やすい番組表を持つ点は、dynabook TV Centerの特徴だ

 T752/V8Hのテレビ録画・視聴ソフト「dynabook TV Center」を使うと、そんなテレパソの魅力がさらに良くなる。東芝の液晶テレビ「REGZA」と同じデザインの非常に見やすい番組表が利用できるからだ。いわゆるラテ欄表示で、最大7チャンネル分を一画面に表示でき、番組も映画・バラエティ・アニメ・スポーツなどジャンルごとに色分け。しかも番組表の左側をマウスでクリックすることで、目的の日付の番組表をすばやく表示できるという点も便利だ。

アンテナケーブル接続用の端子はヒンジ近くに用意。近くに放熱口などもあり中々ソリッドな雰囲気のデザイン

逆サイドから見ると丸みを帯びた側面の印象が強まる。ドライブカバーも全体に調和した曲面を描く

 ダブルチューナー搭載ということで、二番組同時録画/裏番組録画できるのはもちろん、メイン視聴画面とサブ視聴画面の2つのウィンドウで、異なるチャンネルを表示することも可能だ(音声が聞けるのはメイン視聴画面のみ)。ウィンドウサイズは自由に変更できるので、ウェブを見たり、Office文書を作成したりする際のながら見にも便利。今回からビットレート1.2MbpsのAEモードが追加され、DRモード(最大24Mbps、BSデジタル放送)での録画時に比べて約20倍、最大5400時間の長時間録画が可能となった。長時間録画はもちろんW録時にも利用可能。

 これは自宅のパソコンで録画して、タブレットやスマートフォンで外出先に持ち出したり、DLNAを使って別室で見るという使い方に最適だ。テレビ王国のiCommandeを利用してインターネット経由の録画予約もできる。

※Intel、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Core、Core Inside、Ultrabook は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。

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