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「VAIO Duo 11」は、カスタマイズで「メインマシン」化を目指せ

2013年03月18日 17時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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小型サイズながら入力しやすいキーボード

 VAIO Duo 11のキーレイアウトには、見覚えのある人がいるだろう。やや大きくなっているが「VAIO P」とよく似ているのだ。それもあってか、VAIO Pユーザーであったのなら、すんなりとなじめる。キーサイズは横約13mm×縦約11mm、キーピッチ約18mm。小さく横長のキーと独特だが、キーピッチがある点とキーピッチが広いからか、ファーストタッチでの印象は「想像以上に打鍵しやすい」になる人が多いだろう。そういえば、よくよく思い出すとVAIO PもVAIO Duo 11と同じく衝撃的な製品だった。

 また既存のノートPCと比べると、11.6型というサイズや可変ギミックの都合上キーボードの面積はその分狭くなっている。このあたりは好みの影響が大きいため、200文字ほど入力してみて「いいんじゃね?」と感じたらならOKだ。個人的には変則サイズのキーが少なく、サイズからするとよくできたキーボードだと感じている。

キーレイアウトはVAIO Pと似ている

LEDバックライトも搭載。極端にまぶしくないため、お布団の中でも安心だ

キーピッチ約18mmなので、11.6型ながらかなり打鍵しやすい

「オプティカル・トラックパッド」の操作性がいい

 そして、VAIO Duo 11のキーボード中央にあるポインティングデバイスが「オプティカル・トラックパッド」だ。マウスカーソルの移動への対応とタップ操作に対応しているため、他と比べると窮屈なキーボードである点をうまくフォローしている。この点も、とりわけVAIO Pユーザーであればすぐになじめるだろうし、オプティカル・トラックパッド+タッチ操作は屋外では便利で、マウスがなくてもOKなハイブリッド操作感が楽しめる点もオススメしたい。

キーボード中央にあるのが「オプティカル・トラックパッド」

 また、発熱に関しては心配する必要はない。主な熱源であるCPUやヒートパイプはほとんど可変ギミック部分に位置しているため、長時間の使用でもキーボード部分が高い熱を持つことは少ない。不快に感じるレベルに到達するのは、真夏日の屋外くらいではないだろうか。

可変ギミックでデットスペースになる部分に発熱体が集まっているため、キーボード面の温度上昇は少なめ

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