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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第30回

意外な好成績が続出! タフなスマホは高速だった

2013年02月18日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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各機種のロック・ホーム画面をチェック

 MEDIAS UはPalette UIとランチャーのホーム画面を選択できる。ロック画面は変わらず、Palette UIでおなじみのカメラとレコーダーのアイコンがある画面。ステータスバーを開くと通知パネルが最大13個並ぶ通知パネルがある。これは横一列だ。「切り替えスイッチ」の設定で表示する機能は変更が可能だ。

「ランチャー」と名づけられた端末独自のホーム画面。通知パネルから設定の変更が可能

 G'zOne TYPE-Lではロック画面にコンパスが表示される、いかにも本機らしい工夫がある。カメラとロック解除ボタンは2回タップして起動する。これはちょっと珍しい。慣れないと1回タップしたきりになり「あれ?」と思うことはあるが、すぐに慣れるだろう。誤操作を防ぐことに重点を置いているようだ。

 ステータスバーの通知パネルはMEDIAS Uと同じUIだが、切り替えスイッチの設定を見ると最大11個の設定にとどまる。

コンパスが表示されたロック画面/ホーム画面はG'zOne独特だが、通知パネルはMEDIAS Uと共通

 RAZR Mはロック画面からカメラ、電話、メールを起動可能。またマナーモードの設定ボタンがある。ステータスバーを開いても設定アイコン程度しかなく、通知パネルが全然無いタイプ。その代わり、ホーム画面を左にスライドすると「クイック設定」の画面になるため、これがほぼ他機種の通知パネルと同じ中身だ。画面の上に配置されているより、オン・オフにしやすいかもしれない。ただしクイック設定の画面にウィジェットなどは貼れない。

ロック画面では上下左右で4機能の利用が可能。通知パネルはほとんど機能がないが、ホームボタンを押すと表示される画面から、左にスライドすると、設定画面が表示される


今回はゴツくて操作しやすい
G'zOneの健闘を称えたい

 スクロールチェック、文字入力テストは、G'zOneが苦戦するのではないかと思われたが逆の結果に。こんなに滑らか、サクサクなのかと驚いてしまった。ゴツイから操作性はダメ、と思い込んではいけないようだ。

 ただやはり重さや厚みの問題はあるので、普段使いに選ぶのなら、まずは店頭でいろいろ操作をしてほしい。女性や手の小さい人が使う場合はまた違う感想を持つかもしれない。

 3機種とも良い成績だったが、この意外な強さは大変インパクトがあったので今回はG'zOne TYPE-Lの勝利としたい。次回はカメラ比較。屋外で写真を撮ることも多いであろう3機種だけに、風景も撮ってみたのでチェックしてみよう。


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