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まかふぃーぶはじめました 第15回

「マカフィー オール アクセス 2013」導入&機能レビュー

俺たちの味方!無制限インストールのマカフィーが大進化

2013年02月26日 11時00分更新

文● まかふぃーぶ

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タブレットやスマホユーザーなら
「セーフキー」機能が便利!

 さて、セキュリティ機能や動作の軽快さも重要であるが、最近のセキュリティソフトはプラスアルファの部分、例えばユーザーに「安心」や「便利さ」を感じさせる機能が重要になってきている。

 「マカフィー オール アクセス 2013」で便利に感じたのは前述の新機能「セーフキー」と子供のコンテンツアクセスをコントロールする「保護者機能」の2つだ。

 「セーフキー」はブラウザーにアドオンとして常駐し、ユーザー名とパスワードを要求するサイトを管理するものだ。導入すると、パスワード要求するサイトに反応し、サイトごとのパスワードとユーザー名を蓄積する。

 これらの情報は「セーフキー」を導入した同一アカウントの端末同士で同期できる。スマートフォンやタブレットユーザーは、ブラウザーのブックマーク同期機能を利用している人も多いので、パスワードを要求するようなサイトにそれらのデバイスでアクセスする際には入力の手間も省け、重宝するはずだ。

パスワードやユーザー名を求められるサイトにアクセスすると、それらの情報を「セーフキー」機能で保存するかどうかを聞かれる。保存しておけば各デバイスで共有できる

個人情報やクレジットカード番号を入力するページにアクセスした際には、ここに入力した情報から自動的に入力させることも可能だ。とくにクレジットカード番号などは忘れがちなので、ここで管理しておいてもいいだろう

 「保護者機能」は、子供の年齢に合わせてウェブの閲覧やコンテンツの利用制限をかけることができるというもの。例えば5歳未満ならば子供向けの安全なサイトのみを閲覧できるように、13歳から15歳ならばアダルトやギャンブル、ドラッグなどのコンテンツを制限というように、年齢ごとの設定ができる。

 さらに、インターネット利用時間を曜日ごとに設定することも可能。子供がコンテンツ制限に引っかかるようなサイトにアクセスしようとした履歴も記録されるので、保護者が子供の活動をチェックするのにも役立つだろう。

「保護者機能」の設定画面。年齢でアクセスできるコンテンツを設定できるほか、曜日ごとに子供が利用できる時間を制限させることもできる

子供が禁止サイトにアクセスすると、ブラウザーにはこのような画像が表示され、閲覧できなくなる;保護者機能の画面では、禁止したサイトにどのくらいアクセスしたのか確認できる。URLも記録されるので、サイトの内容を確認することも簡単だ

 そのほか、スマートフォンやタブレットのセキュリティ機能では、従来のウイルス/マルウェア対策のほかにも、プライバシー情報へのアクセスに関するパーミッションを要求してくるアプリを解析する安全評価機能、迷惑電話やSMSの着信拒否機能、子供が使用できるアプリを制限する「アプリのロック」機能などを搭載しており、従来のスマートフォン/タブレット向けセキュリティ製品と比べても十分と言えよう。

Androidタブレットに「マカフィー オール アクセス 2013」をインストールした直後の画面

プライバシー情報へアクセスするアプリを発見する「アプリの安全性評価」の画面。ここで、用心すべきアプリを把握できる

「マカフィーアカウント」では、スマートフォンやタブレットの遠隔操作が可能だ。ロックや消去などのほか、Googleマップと連携して、最後に確認された位置の確認などができる

 パッケージ版は1ユーザー用が9980円、5ユーザー版は1万4800円、そしてダウンロード版は1ユーザー用が8995円(キャンペーン中は5397円)、5ユーザー版は1万2995円(キャンペーン中は7797円)と、他のセキュリティ製品と比べてもコストパフォーマンスは高い。
(編註:すべて原稿執筆時点での価格)

 増え続けるデバイスのセキュリティ対策にこの「マカフィー オール アクセス 2013」を選ぶのは、今のところ最善の選択と言ってもよいだろう。

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