「VMware vSphere with Operations Management」も登場
中規模vSphere向けバックアップ「Data Protection Advanced」
2013年02月14日 06時00分更新
ヴイエムウェアは2月13日、仮想化分野の新製品「VMware vSphere with Operations Management」と「VMware vSphere Data Protection Advanced」を発表した。
VMware vSphere with Operations Managementは、仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」に、仮想環境のパフォーマンスや健全性、効率性に関する情報を提供する分析機能を持つソフトウェア「VMware vCenter Operations Management Suite」を組み合わせたセット製品。
仮想環境全体にわたるシンプルで可視化された情報を提供することで、プロアクティブな監視、パフォーマンスの維持、可用性の改善を実現。一方で、統合されたキャパシティ計画による仮想環境の最適化を実現するという。また、VMware vCenter Operations Management Suiteを導入することで、VMware vSphereにより実現する運用コストの削減を約2倍にするとしている。
VMware vSphere Data Protection Advancedは、中規模のVMware vSphere向けのバックアップ&リカバリソリューション製品で、2013年第1四半期に提供開始予定。親会社であるEMCの「EMC Avamar」をベースに開発されており、重複排除やChanged Block Tracking機能、シングルステップリストアをサポートする。また、VMware vSphereとの統合が可能で、IT担当者はバックアップやリカバリを含む仮想化インフラを単一コンソールで管理できるという。
VMware vSphere with Operations Managementの価格は、市場想定価格で1プロセッサあたり21万8000円から。VMware vSphere Data Protection Advancedの市場想定価格は、1プロセッサあたり13万7000円から。
