スマホからモバイルルーターの休止解除ができる
機能充実の「AtermWM3800R」
AtermWM3800Rも本体サイズが幅89.6×奥行52×高さ12.8mm、重量が80gという軽量コンパクトなボディーが特徴で、公衆無線LAN接続に対応という点ではURoad-Aeroとほぼ同じ。有線LANのクレードルもどちらにも用意されている。購入する際は、URoad-AeroかAtermWM3800Rで迷う人も少なくないはずだ。
違いは外見のほか、実用する上で差になると思われるのがカタログによる連続通信時間はURoad-Aeroの12時間に対してAtermWM3800Rは8時間となっている。
機能面では、URoad-AeroよりもAtermWM3800Rの充実が目立つ。AtermWM3800Rはマルチディスプレーを備え、動作状態がわかりやすいことが挙げられる。
また、Bluetoothを使ってAndroidスマートフォン側からモバイルルーターの休止状態を解除する機能を持っている。公衆無線LAN接続の対応接続先が多く、ワイヤレスゲートやBBモバイルポイントが含まれていることも本機の長所だ。
サイズの面でも、とにかく薄いURoad-Aeroに対し、若干厚みがあるものの、縦と横のサイズの小さなAtermWM3800Rと違いがある。
両者の選択のポイントは、サイズや形状の違いのほか、AtermWM3800Rにしかない機能を重視するか、少しでも長いバッテリー駆動時間を選ぶのかに集約されるだろう。
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