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電アス・ゲーム部 第57回

過去と未来が融合した不思議な世界観が魅力

天空の前にまず海底!『バイオショック』を堪能してみてくれないか?

2013年02月20日 18時00分更新

文● 電撃オンライン編集部 ゴロー

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育成や収集の意欲を掻き立てる謎解き要素がカチ盛り!

 ラプチャーの内部は抗争によってメチャクチャにされているので、扉が開かない部屋や通路がふさがれている場所もちらほら。でも、実はあることをすると、そこが進入できる場所だったりします。そのあることを見つけ出すのがたまらなく楽しくて、当時はマップを埋めるために同じ場所を何度もグルグルしてました。ま、最終的にどうしてもってところはグーグル先生に頼りましたケドネ!

自動ドアのスイッチに電流を流して電源を復旧させる、通路をふさぐ氷塊を炎で溶かすなど、謎解きには主にプラスミドの効果が関係。場所によっては、脳をフル回転させないと解けないような謎や仕掛けも

鍵が見えてるんだけど手が届かない……そんな時はアレですよアレ!

中には、暗号を入力しないと開かない扉も。近くにあるメモ書きやダイアリーにヒントが!

 謎を解いた時のご褒美は、主に高価なアイテムや珍しい弾薬の他、武器をアップグレードできる“パワーステーション”という設備やキャラクターの身体能力を上げる“トニック”など。トニックは、プラスミドとは別の薬物で効果が常時発動するスグレモノ。受けるダメージを軽減させる、ハッキングが得意になるなど、有用な効果のものが数多くあります。

苦労して解いた謎の先で、パワーステーションやトニックを発見できた日なんかは思わずニヤリ!

 謎解きの成果は、キャラクター育成や武器の強化にも紐づくのでモチベーションもアップ! これこそ探索のしがいがあるってものです。こうしたRPG的な要素が非常に濃く作られているところも『バイオショック』の魅力ですね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 『バイオショック』には、ここでは語り尽くせないほどの魅力がまだまだたくさん詰まっています。一度も遊んだことがない人はもちろん、すでにクリアした人も『バイオショック インフィニット』の発売に備えて、ぜひこの素晴らしい世界に足を運んでみてください。ちなみにソフトのほうは、オリジナル版は手に入りにくいので、昨年発売されたPS3用の廉価版なんていかがでしょうか?

 後、最後にオレから本作をより楽しむためのワンポイントアドバイスを1つ。プレイする時は、ナビゲート役であるアトラスさんの「恐縮だが――」というセリフをすこ~し意識して聞いてみてください。なぜそうするかは、物語終盤までのお楽しみということで!

▼『2K Collection バイオショック』

  • メーカー:Take-Two Interactive Japan
  • 対応機種:PS3
  • ジャンル:ACT
  • 発売日:2012年10月25日
  • 希望小売価格:2940円(税込
■Amazon.co.jpで購入

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