このページの本文へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第29回

「MEDIAS U」「G'zOne」「RAZR M」、タフスマホ比較

2013年02月14日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

タフだけどスマート
NTTドコモ「MEDIAS U」

 MEDIAS Uは見た目だけなら耐衝撃性能があるようには見えない、スマートなサイズのスマホだ。正面の丸いハードキーはドーム形状でポチポチと、押した感触がしっかり分かるタイプだ。

 イヤホンジャックはむき出しだが浸水しない仕様。ワンセグのアンテナは先端が太くガッチリとはまる。左右側面に音量キーと電源キーがある。凹凸が無く、少し深めに押す必要があり、普段はいいのだが、スポーツ・アウトドアシーンで手袋をしていると押しづらそう。

 背面は細かな模様があり、G'zOneと似ているが、MEDIAS Uはサラサラしていて指紋が目立たない。ストラップホールもあり、カバーを外すと、カギ状の紐をかける箇所がある。SIMスロット、microSDスロットはさらにバッテリーを外し、その下にある。

イヤホン端子はむき出しだが防水対応。タフというより、スポーツ系の印象がある。

最近では少数派のハードキーを搭載。ワンセグのアンテナは伸びる

ストラップホールは背面カバーの奥に。microSDスロットはバッテリーの下部に

ゴツイが工夫が随所に
au「G'zOne TYPE-L」

 G'zOne TYPE-Lのホームキーはタッチキータイプ。常に表示されている。ディスプレイ周りの縁が盛り上がっており、パネルは少し低くなっている。落下したときにパネルが直接ぶつかることを防げそうだが、操作の邪魔にならないかとも心配になる。これは次回以降のテストで詳しく見ていこう。

 底部にストラップホールがあり、丸く変わった形はしているものの、ヒモを通しやすいうえに結びやすい。背面カバーを外す必要もない。音量キー、電源キーは大きめで押しやすい。イヤホンジャック、microUSB端子は深めの防水カバーで、イヤホンを頻繁に使う場合はかなり煩わしい印象だ。

 背面は滑りを防ぐ質感。バッテリーカバーにはロックのスイッチがあり、バッテリー裏にmicroSIM/microSDカードスロットがある。microSIMスロットには「OPEN」と表記されたカバーがさらにあり、細部までこだわりを感じる。

ディスプレー部が直接床などに叩きつけられないようにするためか、縁が若干盛り上がっている。ストラップホールは外にある

メインのキーはタッチタイプ。電源キーはガッチリしていて押しやすい

背面は滑りにくくなる加工が。本機もバッテリーの奥にmicroSIMとmicroSDのスロットがある

ケブラー素材で強力保護
ソフトバンク「RAZR M」

 正面のホームキーなどはディスプレー内に表示するタイプ。側面の電源ボタンと音量ボタンは細長く、しっかりと凸状になっておりボタンを感じられる。イヤホンジャックとmicroUSB端子はむき出しだ。

 背面にはケブラー素材を使っているがこれはブラックのみ。硬いがぬめっとしている不思議な質感だ。指紋は目立たないが、強くこすると、その跡がしばらく残る。背面カバーは外せないため、microSIM/microSDカードスロットは側面に配置されている。

メインのキーはディスプレーに表示するタイプ。電源キーやボリュームは右側面でクリック感がある

イヤホン端子やmicroUSB端子はむき出し。背面カバーはないタイプなので、microSIMとmicroSDは左側面に。ただし、指では取り出しは困難で、付属のツールで抜き差しするのが現実的

RAZR Mで最も特徴的なケブラー素材の背面部。独特の手触りを持つ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン