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シンセからチューナー、ギターまで

MS-20が復刻!本気すぎるKORGの新製品群を見た

2013年02月09日 12時00分更新

文● 四本淑三

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KAOSSILATOR/KAOSS PADは音色、機能が増えたぞ!

 やはりKORGのお家芸である、KAOSSILATOR/KAOSS PADの最上位機種、その進化モデルということになります。いずれも筐体に大きな変更はなく、内部音色や設定のみの変更。3年ぶりのアップデートということで、ダンスミュージックシーンの変化に合わせた内容となっています。

グリーン基調のKAOSSILATOR PRO+。見た目は変わらず

レッド貴重のKAOSS PAD KP3+。こちらも見た目は変わらず

 誰でも弾けるシンセサイザーであり、ループトラックメイキングマシンであるところの「KAOSSILATOR PRO+」は、新規に62音色を追加。特にドラム音源を重点的に強化されたようで、流行りのダブステップに対応する音色はかなりカッコイイ。

 そしてマルチエフェクターであり、多彩なルーパーであるところの「KAOSS PAD KP3+」は、先に発売された「KAOSS PAD QUAD」のエフェクトをいくつも取り込んだようです。

 例えばターンテーブルをスピンしたり、手で押さえて急に止めるエフェクト「ヴァイナル・ブレイク」。裏拍の押し出しに使う、いわゆるサイド・チェーン・コンプをシミュレートした「ダッキング・コンプ」。そして新たに、特定の帯域だけを抜き出しせるルーパー機能があり、音楽のボトムに手を加えず、ボーカルの帯域だけループさせる、なんてことが可能なようです。

 この KAOSS PAD KP3+をMS-20 miniのエフェクターに、バックトラックをKAOSSILATOR PRO+に仕込んでおけば、一人でライブも出来てしまいます。実際、デモンストレーターの方もそうやって使ってらっしゃいました。

 ああ、話が全部MS-20 miniに逸れて行くこの流れ!

当日は会場内でYasushi.Kさんによるデモ演奏も

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