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第3世代Core i7、GeForce GT 650M、120GB SSD、Windows 8搭載

仕事からゲーム、動画鑑賞も!LuvBook Kはオールマイティーノート

文●糸井ウナム/ASCII.jp編集部、構成●ASCII.jp編集部

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画面が大きく、複数のウィンドウを開いての作業が可能

 「LuvBook K」を初めて目にしたとき、まず画面の大きさに目がいった。編集部で筆者は、12型ノートPCとディスプレーを接続し、デュアルディスプレー環境で仕事をしている。15.6型ディスプレーを持つLuvBook Kではその必要はなく、1つのディスプレーに複数のウィンドウを表示して作業ができる。手元のディスプレーと外部ディスプレーを見比べていたこれまでと比べ、作業効率が大幅にアップした(気がする)。

動画を鑑賞しながら、ブラウジングも快適にできる

 画面の解像度も1920×1080ドットなので、情報量も多い。また、解像度と画面の大きさからYouTubeなど動画サイトの鑑賞時も迫力がある。試用機はシステムドライブがSSDのため、電源ボタンを押して約17秒で使用可能になった。

 キーボードはアイソレーションで、好みは色々だろうが、筆者にはミスタイプが少ない使いやすいキーボードと感じられた。テンキーも搭載するため、表計算ソフトなどの入力作業も効率的にできるだろう。トラックパッドは、最初は滑りが悪い気がしたが、慣れれば普通に使いこなせる。スクロールはパッド上でできるので、マウスを使わなくても楽にブラウジングできた。

 インターフェイスは、左側面にUSB 3.0端子×2、eSATA/USB 3.0コンポ端子、HDMI端子、アナログRGB端子が配置されている。USB端子を使用しているときでも、マウス使用時は操作の邪魔にならない。右利きの人には、かなりおすすめだ。

端子類は左側面に配置され、操作の邪魔になりにくい

 使っていて気になるのが騒音だが、LuvBook Kは普段使っている分には、気になることはなかった。動画編集ソフトと動画再生ソフト、それに3Dゲームを同時に起動させたところ、通気口からけたたましい音がなったが、これは当然といえる。騒音と並んで気になる本体の熱だが、こちらは、動画編集などの重い作業をしても本体のキーボード面がほんのりと暖かくなるくらいだった。

 試しに、付属の動画編集ソフト「PowerDirector 3」で、動画を編集してみた。素材は、MP4の1920×1080ドット、フレームレート30fpsの動画を使った。止まることもなくさくさく編集できた。Core i7-3630QM(2.4GHz)とNVIDIA GeForce GT 650M(1GB)を搭載しているからだろう。

動画を編集してもコマ落ちすることはなかった

 バッテリーの持ちは2時間程度だが、家の中で使う分には全く問題ない。

 「LuvBook K」は、仕事から、写真や動画、ゲームなどのホビーにも活用できるオールマイティーなノートPCと言えるだろう。

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