Windows 8のエイリアンはこんなに速い!
フルHDでもヌルヌル動く「ALIENWARE Aurora ALX」の性能に迫る (2/2)
2013年02月05日 11時00分更新
ベンチマークで性能チェック
ここからはベンチマークで実際の性能をチェックしていこう。今回の試用機は、CPUにCore i7-3820、メモリ8GB、500GBのソリッドステートハイブリッド HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 690(4GB)という構成だ。
ベンチマークで使用したのは、定番の3Dベンチマーク「3DMark11」をはじめ、CPUの性能を測定する「CINEBENCH 11」、3Dゲームの「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」、「DiRT3」、「PHANTASY STAR ONLINE 2」の5種類だ。
また、参考までにWindows 8の快適な動作の指標となる「Windows エクスペリエンス インデックス」も掲載する。「プライマリーハードディスク」以外はほぼ7以上を記録。プライマリーハードディスクがやや低めだが、HDDではこの程度の数値が一般的。これ以上のスコアを狙うならSSDを選択しよう。
CPUは4コア、8スレッドだけあり、マルチコアに対応した「CINEBENCH 11」では高いスコアを記録。シングルコアでの動作時に比べ約4.5倍ものスコア差となっている。
「S.T.A.L.K.E.R.」もフルHDで170fps以上
サバイバルホラーFPSである「S.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat」のベンチマーク。DirectX 9/10/11に対応するタイトルで、今回はDirect X11モード(解像度は1920×1080ドット)、最大負荷となる「Ultra」設定で測定した。このベンチでは、同じマップで時間帯などの設定を変えた「Day」、「Night」、「Rain」(雨)などでテストが行なわれ、「SunShafts」では描画負荷が一番高くなる。
すべてのシーンでFPSのアベレージは170を超えており、フルHDの高画質でプレイしても多くのゲームで快適に遊べるだろう。
同じくDirect X11世代のレースゲーム「DiRT3」でも測定。解像度は1920×1080ドット、画質はすべて「High」に設定、ゲーム内蔵のベンチマーク機能で測定している。アベレージで160以上、最低でも113のFPSとなっており、ここでもフルHD&最高画質で快適に動作していることがわかる。
最後は人気のオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版」のベンチマーク結果。標準設定と高解像度でほとんどスコアに差がなかった。
連載の最後となる3回目では、ALIENWARE独自のユーティリティや周辺機器について紹介していく。