アサツー ディ・ケイは1月29日、「生活者とメディア総合レポート2013」と「デジタルメディアと生活者レポート2013」の調査結果を発表した。
調査結果によると、スマートフォンからのネット利用率は、2011年の11%から12年には25%に倍増した。特にM1(男性20-34歳)・F1(女性20-34歳)の若年層では、ほかの年代と比べスマートフォンでのインターネット利用率が高かった。
メディア消費傾向を見ると、男性は自分で調べた情報を、女性は周囲のクチコミを比較的重視。年代別では、10代はPCよりも携帯・スマホの利用率が高く、面白い話を手軽に入手できる情報源と捉えている。M1・F1層はPCとモバイル、その他のメディアを等しく使い分け、10代に比べて「ポータル・検索サイト」「商品比較サイト」をやや重視。テレビに対する評価は特にM1層で低調だった。中高年層は、従来のマス接点、中でもテレビと新聞や折込など紙媒体への親近感・信頼度がほかの世代と比べて特に高かった。
調査地域は関東1都3県。調査対象は12歳~69歳男女、サンプル数は1万753サンプル。調査方法インターネット調査。調査期間は12年5月。
■「調査結果」(http://www.adk.jp/html/news/2013/20130129_001695.html)