カシオ計算機から、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」の新機種「EX-ZR700」と「EX-ZR400」が発表された。
ZR700(3月発売予定、予想実売価格5万円前後)は同社フラッグシップモデルの「EX-ZR1000」とスペック的には同等ながら、光学18倍ズームレンズを搭載する高倍率ズーム機(ZR1000は12.5倍)。3型の背面液晶はZR1000のように可変式ではないが、画素数は92万画素でZR1000の46万画素よも高解像度になっている。
画像処理エンジンはZR1000と同じ「HS Engine 3」を採用。連写合成技術により5段相当という強力な手ブレ補正が利用できる。撮像素子は1610万画素の裏面照射型CMOSセンサーとなる。
また、決定的な瞬間を撮り逃がさないように、シャッターボタンを押した瞬間に加え、その前後(0.2秒)の写真も同時に記録する「トリプルショット」機能を新たに搭載した。
ZR400(2月発売予定、予想実売価格4万円前後)は連続515枚の撮影が可能なロングバッテリーモデル。ベーススペックはZR400とほぼ一緒だが、光学ズームが12.5倍までで背面液晶が3型、46万画素となっている。