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アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー 第18回

アニメファンからミリタリーファンまで盛り上がる大洗

ガールズ&パンツァーの聖地・大洗で初日の出&初詣!

2013年01月27日 15時00分更新

文● 中村信博

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大洗の街で聖地巡礼スタート!

 大洗の街は、東に太平洋を望み、北に那珂川、西に汽水湖の涸沼をかかえる細長い土地の上につくられた街だ。江戸時代には那珂川流域から産出される物資の積出港として栄えた街だが、現在も北海道~関東を結ぶ唯一のカーフェリーの発着港として大動脈の一翼を担っている。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、この街にも大津波が押し寄せて港湾や商業施設が大きな被害を被った。一時は北海道へのカーフェリーが運休したり、多くの魚達を集めた巨大水槽が人気の「アクアワールド大洗」が休館を余儀なくされるなど、街は経済的に大打撃を受けたのである。主人公達が通う学校(学園艦)がこの街を母港として地域タイアップを図ることになったのも、どうやら震災からの復興を願うスタッフの意思が多分に働いた結果らしい。

海岸通沿いに並ぶ松並木には、おそらく津波の到達高を示す白いテープが。大洗の各所を地面から1~2m超の高さの津波が襲い、市街地も床上まで水に浸かったという

 さて、まずは鉄道でこの街を訪れるファンが最初に訪れる玄関口、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の大洗駅から訪れてみよう。なお、今回も舞台の特定にはいくつかのファンサイトを参考にさせていただいた。この場を借りて、心より御礼申し上げます。

ガルパンの世界への玄関
鹿島臨海鉄道 大洗駅

この街の玄関口、鹿島臨海鉄道の大洗駅。ふと上を見上げると、歴女チームの「謹賀新年」が

駅舎の中には情報コーナーもあり、まずはこちらで情報収集を。中では作品の設定資料などが多数展示されている

ちなみに大洗駅も作品中には登場。このあたりは第7話、麻子の祖母の見舞いから大洗に帰ってきたシーンで使われている

鹿島臨海鉄道が走らせているガルパン特別車両が、ちょうど駅に入ってきた! 車体の外側だけでなく、車内もガルパン一色になっているらしい

このほかにも、茨城交通の路線バスがガルパンラッピングで地域を走っている

ガルパングッズコーナーが充実の
大洗リゾートアウトレット

大洗リゾートアウトレットにある、地域の物産を集めた「大洗まいわい市場」。あんこう焼きを買うとガルパンの三ヶ日特典がもらえるとあって、元日早朝から30人ほどが列を作っていた

大洗まいわい市場のガルパングッズコーナー。あんこう焼きは、小倉、芋餡、クリームが入った一口サイズのお菓子。今は作品中で出てきたあんこうマークを象った特別仕様となっている

大洗まいわい市場で買い物をすると、こんな買い物袋に入れてくれた。こんなの、捨てられないじゃないか!

リゾートアウトレット内にある聖地(登場シーン)を回ってみる。このカットは第3話、オーロラビジョンが設置されていた広場のシーンで登場

このあたりは第4話、試合の後で一同がウインドウショッピングに来ているシーンで登場した。ちなみに人通りが多いので、人力車で入ってくると大迷惑だ(笑)

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